受診者体験談

突然の嘔吐に不安を抱き15年ぶりに人間ドックへ。胃カメラが捉えたものは?

さちおさん(46歳)
自営業/クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)/未婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

コロナ禍で体重10キロ増! 低コレステロール+野菜多めの食事と散歩を取り入れ中

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 間ドック
きっかけ
  • 身体で気になるところがあるから

人間ドックを受けようと思った理由

細かい年は忘れてしまったのですが、初めて人間ドックを受けたのは20代だった2007~2009年のあたりのどこかです。当時は生活習慣が悪く、また同世代に体調を崩す人が増えていました。そこで、自分の健康状態を知っておこうと思ったのがきっかけです。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

ある日横になっていたら急に胸がムカムカしてきて、我慢できずにその日食べたものをトイレで全部吐いてしまいました。そのような急な嘔吐は子どものとき以来だったので、不安を感じて人間ドックを受けることにしました。

先述の通り、人間ドックは20代だった2007~2009年あたりに一度受けたきりでした。今回の嘔吐の件と相まって、現時点の自分の身体の状態をより詳しく知りたくて受診を申し込みました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査では鎮静剤の使用をあらかじめ申し込んでいました。胃カメラ検査を受けるのは初めてで、もしも鎮静剤が効かなかったら耐えられるのか、そして嘔吐の一件があったので、もしも大きな病気が見つかったらどうしようという強い不安がありました。

当日は鎮静剤のおかげで、検査中に痛みも何も感じることなく無事終えられました。覚醒後はベッドが提供されてしばらく横になったので、終始リラックスした状態で検査に臨むことができました。

気になる判定結果は…

総合判定はBでした。個別項目で見ると、腹部超音波(エコー)検査で肝嚢胞(のうほう)の所見あり、胃カメラ検査で十二指腸潰瘍の痕あり、それ以外はA判定でした。

腹部エコーの肝嚢胞については、わずかな所見だが問題ないとの診断でした。十二指腸潰瘍痕については、もしかしたらこれが先日の胃のむかつきの原因だったかもしれないが、現状ではとくに問題は感じられないとのことでした。いずれも今後の検査等で経過を見ていくことになりました。

コロナ禍ストレスによる過食や運動不足でここ数年で体重が10kg近く増えてしまったため、現在は間食をやめて、低コレステロール+野菜多めの食事を摂り、最低でも週1~2回は散歩に行くなど、無理のないダイエットに取り組んでいます。肝嚢胞と十二指腸潰瘍痕以外はA判定でしたが、結果に油断せず引き続き適切な食事や睡眠、適度な運動を心がけていきたいです。

編集部より

ほとんどの人間ドックでは、腹部超音波(エコー)検査が含まれています。一般的な健康診断には含まれていないことが多いため、両者の違いのひとつでもあります。腹部エコー検査で調べられるのは、肝臓・脾臓・胆嚢(のう)・膵臓・腎臓等で、これらは病気の発見が遅れがちな部位でもあります。「今年は人間ドックではなく健康診断のみを受ける」という場合でも、健康診断のオプション検査として腹部エコー検査が提供されていれば追加を検討するとよいでしょう。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 膵臓
  • 全身(全身がん)

上記は基本的な人間ドックや健康診断で検査したことがない箇所や項目なので、異常がないかどうかいずれ受けておきたいです。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

病気の発見という目的以外にも、自身の身体の状態を知ることで何もなければ安心が得られます。今後の身体作りや生活環境の整え方などがはっきり見えてくるので、とてもよいと感じています。心身の健康のためにも、人間ドック受診は非常に有効だと思います。

さちおさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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