受診者体験談

大腸ポリープ7つ発見。一般的な健康診断では項目数に不足ありと実感

BEさん(61歳)
会社役員/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

糖質をコントロールした食事、1日9000歩目標、さらにアプリで睡眠の質を管理

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった
  • 会社役員、経営者になった

人間ドックを受けようと思った理由

転職先の会社の基準で、胃内視鏡(胃カメラ)検査と大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を含む人間ドックの受診が必須になっているためです。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査
  • 大腸内視鏡(大腸カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

先述の理由と同様ですが、職場の基準で、胃内視鏡(胃カメラ)検査と大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を含む人間ドックの受診が必須になっているためです。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査では、鎮静剤のおかげてとくに違和感なく終わりました。大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の際はほぼ起きていたので、痛くはなかったけれど、独特の違和感がありました。胃にはポリープがあり、大腸にも7個ものポリープが見つかりました。検査してよかったと心底思います。

気になる判定結果は…

大腸ポリープについては精密検査を行い、経過観察となりました。

その他、血圧は高く、空腹時血糖値は基準範囲を超え、HbA1cも上昇傾向にあります。脂肪肝も指摘されました。

とにかく体重を落とすよう言われました。通常の生活では体重が減少しないため、1日の糖質量を概算計算して食事を決め、毎日9000歩を目標に歩き、睡眠アプリで睡眠の質を確認することに取り組んでいます。

編集部より

血液検査の空腹時血糖値とHbA1cはともに、おもに糖尿病の可能性を評価する項目です。また、BEさんが指摘された脂肪肝とは肝臓に過剰な脂肪が蓄積した状態を指し、放置すると肝炎につながる可能性があります*1。慢性的な肝炎は、肝硬変を経て肝臓がんに至ることがあるため、脂肪肝を指摘されたら生活習慣の改善に取り組むことが大切です。肝臓がんとそこに至るプロセスなどを下記記事で解説しています。肝臓が気になる方はぜひご覧ください。

*1.厚生労働省 e-ヘルスネット 脂肪肝
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-033.html

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 心臓
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 膵臓
  • 大腸
  • 全身(全身がん)

過去、部下が膵臓がんで亡くなりました。発見が遅かったと聞いたので、膵臓の検査は受けたいです。その他、数値がよくなかった部位の精密検査を一通りやってみたいです。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

技術の進歩により、痛いと言われてきた胃内視鏡(胃カメラ)検査などは鎮静剤を使用した痛みのない検査が可能です。ある程度の年齢になってきたら、定期的に受けたほうがよいと感じます。

転職先の規定で半強制的に人間ドックを受診するようになりましたが、とくに大腸にポリープが多数見つかり、そのままならがん化していたと聞いてゾッとしました。会社の一般的な定期健康診断の項目では不足していると思います。

BEさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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