受診者体験談

30代後半から毎年受診。趣味もお酒も不安なし、人生を楽しむための習慣

Tomさん(60歳)
会社員/企画・マーケティング・経営・管理職/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

ジム通いとジョギングを20年強。体重70kg、体脂肪率20%弱を長年キープ

受けたことのある人間ドックと受診を決めた理由は?

受けたことのある人間ドックのプラン
  • 人間ドック+脳ドック
  • PET検査・全身がん検診
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった
  • 家族や知人にすすめられて

人間ドックを受けようと思った理由

会社からの補助と、健康保険組合からの補助の両方があり、自己負担があまりなかったためです。さらに、当時子どもが生まれて自身の健康に気をつけなければならない年代になり、職場の同僚のすすめもあって受診しました。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査
  • 大腸内視鏡(大腸カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

人間ドック、人間ドック+脳ドック、全身がん検診を毎年順番に受けています。家族と親族の既往歴からとくに遺伝が心配な部位や病気はないため、一般的な話として自分にはがんと脳血管疾患の可能性がもっとも高いと考えています。そこで、そういったプランを定期的に受診しています。

編集部より

厚生労働省の調査によれば、日本人の死因の第1位はがんです。以降は心疾患、老衰と続き、第4位に脳血管疾患がランクインします*1。また、脳血管疾患は、介護が必要になった原因の第2位でもあります(第1位は認知症)*2。これらの早期発見は、自身の身体的負担や経済的負担の軽減のみならず、家族の負担を軽減することにもつながります。 予算にゆとりがある方は、Tomさんのように脳ドックや全身がん検診(PET検査・DWIBS)を毎年順に受けることを検討してみてもよいかもしれません。気になる方は、PET検査や最新がん検査であるDWIBS(ドゥイブス)を紹介した記事がありますので、ぜひご覧ください。

*1.厚生労働省 令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 結果の概要 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/index.html

*2.厚生労働省 2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況 IV介護の状況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

昔は胃内視鏡(胃カメラ)検査、大腸内視鏡(大腸カメラ)検査ともにつらかったですが、ここ10年以上は鎮静剤ありを選択しているので不安はありません。検査の間は鎮静剤でほぼ眠っていますが、終了後にその場で簡単に胃や大腸の状態を教えてもらえるので安心です。

気になる判定結果は…

ここ数年はB判定が続いています。経過観察のみで再検査の項目はありません。また全体的にとくに注意を要するものがないので不安は感じていません。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 膵臓

膵臓がんは発見しづらく、死亡率も高いと聞くので気になります。

編集部より

膵臓がんは、早期発見が難しいがんのひとつとされています。初期の自覚症状が乏しいことが理由のひとつに挙げられます。発見が遅れがちなため、ほかのがんと比べて予後が悪いことも気をつけたい点です。 膵臓の状態は、多くの人間ドックの基本検査項目に含まれている、腹部超音波(エコー)検査で調べることができます。医療施設によっては腹部エコー検査が含まれていないことがありますので、気になる方は検査項目を確認するようにしましょう。膵臓がんについてもっと知りたい方は、下記記事をご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

30代後半から、人間ドックを毎年受診しています。これにより、健康に自信を持つことができます。趣味やお酒を楽しむためにも、人間ドックを受けることはいい習慣だと考えています。

Tomさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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