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症状から病気を知る&検査を探す

おりものの量が多い・においが気になる

おりものの量が多くなる・においが強くなるメカニズム

おりものは膣や子宮から分泌されるもので、ホルモン周期や体調によっても状態が変化します。健康な人のおりものは、酸っぱいにおいがするのが正常です。おりものの性状は、排卵期前後では卵の白身のようなおりもの、生理前になると水っぽいサラサラとしたおりものに変化します。

おりものの量やにおいがいつもと異なる場合は、なんらかの病気にかかっている可能性があります。膣から細菌が感染すると、おりものが黄色くなったり、ポロポロとしたかたまりになったり、泡立つようになったりするなど、原因によっておりものの状態が変化し、においも強くなります。

また、子宮内にできものができると、おりものの量が増えたり、血が混じったりするようになります。

おりものの量が多い・においが気になるときに考えられる病気

膣炎、子宮内膜炎、性感染症(STD)、子宮がん 等

おりものの量が多い・においが気になるときの原因究明のための検査

おりものの量が多かったり、においが気になったりするときは、以下の検査が行われます。

培養検査

専用の綿棒で膣内のおりものを採取して、細菌の有無を調べます。

経腟エコー検査(経腟超音波検査)

膣に超音波の出る医療機器を入れて、子宮や卵巣の様子を調べる検査です。

子宮頸部細胞診

子宮の入口部分である子宮頸部を専用のブラシなどでこすり取り、細胞の状態を調べる検査です。
「子宮頸部細胞診」についてもっと詳しくみる→

子宮体部細胞診

子宮の内部である子宮体部を専用のブラシなどでこすり取り、細胞の状態を調べる検査です。
「子宮体部細胞診」についてもっと詳しくみる→

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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