青森市で人間ドック(経鼻胃内視鏡)が予約できる医療施設一覧

青森県青森市で受診可能な人間ドック(経鼻胃内視鏡)0件の医療施設です。 人間ドックのマーソでは青森県青森市の人間ドック(経鼻胃内視鏡)施設を検索し、予約することが可能です。
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慈恵クリニック (青森県 青森市)

慈恵クリニック (青森県 青森市)

特徴
私ども一般社団法人 慈恵会は、51年に渡り地域に密着した医療・介護・福祉サービスの提供を目指し歩み続けてまいりました。これもひとえに、地域 の皆様方ならびに関係者の皆様方のご指導の賜物と心から感 ... 謝申し上げる次第でございます。これからも役職員一同、心を一つにして更に地域医療 に貢献し、地域の皆様方から必要不可欠な社会資源と位置づけられるよう信頼されるよう努力していきたいと思います。つきましては、今後ともより一層のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げご挨拶といたします。 歩み続けてまいりました。これもひとえに、地域 の皆様方ならびに関係者の皆様方のご指導の賜物と心から感謝申し上げる次第でございます。これからも役職員一同、心を一つにして更に地域医療 に貢献し、地域の皆様方から必要不可欠な社会資源と位置づけられるよう信頼されるよう努力していきたいと思います。つきましては、今後ともより一層のご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げご挨拶といたします。 続きを読む▼
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青森県青森市安田字近野160-3

済生堂増田病院 (青森県 五所川原市)

済生堂増田病院 (青森県 五所川原市)

特徴 健診は、個人で受けられる健康診断と、事業所向けの健康診断を実施しております。
健診結果に再検査や心配ごとがあれば、当院で対応もしくは専門の病医院へ紹介が可能です。
初めての方もお気軽にご相談くださ
... い。 配ごとがあれば、当院で対応もしくは専門の病医院へ紹介が可能です。
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青森県五所川原市字新町41

インボイス制度に対応

青森県 青森市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.青森市の特徴

1-1.青森市の人口統計と高齢化率

青森市は青森県の県庁所在地です。江戸時代から本州と北海道をつなぐ交通と物流の要として発展し、北東北における交通・行政・経済・文化の拠点都市として栄えてきました。国の重要無形民俗文化財に指定された「青森ねぶた祭り」の開催地としても有名です。2005年4月に旧青森市と旧浪岡町が合併して青森市となり、2006年10月には青森県内初の中核市へ移行しています。中核市とは、地方自治法に基づき政令によって指定される、人口20万人以上の市を指します。2021年現在、62市が指定されています。

2021年4月1日現在の人口は約27.6万人(住民基本台帳による)です。国勢調査によれば、青森市の人口は2000年をピークに減少に転じてます。なお、日本全体の人口ピークは2008年、青森県全体の人口ピークは1983年です(いずれも国勢調査をもとにした推計人口)。国立社会保障・人口問題研究所によれば、2030年には23.9万人、2045年には18.4万人にまで減少すると推計されています。

青森市の2021年4月1日現在における65歳以上の高齢者人口は約8.8万人で、高齢化率は31.8%です。2020年10月の日本全体の高齢化率は28.8%(国勢調査をもとにした推計値)のため、青森市の高齢化は全国よりも進んでいると言えます。多くの地方自治体同様、人口が減少しているのに対して、高齢者の人口は増加しています。

青森市の人口と高齢化率の推移
青森市の人口と高齢化率の推移*総務省統計局「国勢調査」をもとに編集部で作成

1-2.青森市の健康寿命

健康寿命とは、2000年に世界保健機関(WHO)が提唱した指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間を指します。日常生活に制限のない、自立した状態で過ごせる期間と言えます。

2021年8月現在、青森市の健康寿命は公表されていません。2015年に厚生労働省が発表した青森市の平均寿命は下記の表の通りです。参考として、青森県の平均寿命と健康寿命、およびその差から求めた不健康である期間も表にまとめています(カッコ内は全国平均)。平均寿命と健康寿命との差(不健康である期間)が長くなるほど医療費や介護費がふくらみ、公費負担が増大する要因になります。

青森市参考:青森県
平均寿命
※2015年
平均寿命
※2015年
健康寿命
※2016年
不健康である期間
男性78.9歳(80.8歳)78.7歳(80.8歳)71.64歳(72.14歳)7.06年(8.66年)
女性85.7歳(87.0歳)86.0歳(87.0歳)75.14歳(74.79歳)10.86年(12.21年)

青森市の平均寿命は青森県とほぼ同じで、全国平均との比較では、男女とも約1ポイントずつ低い数値となっています。「平成22年 青森県市区町村別生命表」によれば、2010年の青森市の男性の平均寿命は76.5歳で全国1898市区町村中ワースト4位でしたが、2015年には全国1888市区町村中ワースト50位まで改善しました。

また青森市の健康寿命は公表されていませんが、類似した傾向が現れると推測される青森県について厚生労働省が公表したデータを見ると、2016年の青森県の健康寿命は男性71.64歳、女性75.14歳でした。これは47都道府県(熊本県は除く)のうち男性34位、女性20位です。2010年の青森県の男性健康寿命(68.95歳)は全国47都道府県中最下位、2013年(70.29歳)はワースト4位であったため、徐々に健康寿命を延ばしていることがわかります。

2.青森市の死因順位と割合

1981年以降、日本人の死因の第1位はがんです。以降、生活習慣病を主因とする疾患が上位を占めています。生活習慣病とは、生活習慣(食、運動、喫煙、飲酒等)が影響する一部のがんや心臓病(心疾患)、脳卒中(脳血管疾患)、糖尿病などを指します。人口動態調査によると、青森市と日本全体の死因とその割合は下記のようになっています。

1位2位3位4位5位
青森市
※2019年
悪性新生物(がん)
29.7%
心疾患
15.0%
脳血管疾患
9.0%
老衰
8.2%
肺炎
5.8%
日本全体
※2019年
悪性新生物(がん)
27.3%
心疾患
15.0%
老衰
8.8%
脳血管疾患
7.7%
肺炎
6.9%

青森市の死因の特徴として、悪性新生物(がん)による死亡の割合が日本全体に比べて2.4ポイント、脳血管疾患が1.3ポイント高いことが挙げられます。このことから、三大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患)による死亡の割合が日本全体に比べて高い状態であることがわかります。

青森市が特定健康診査などから分析したデータによると、青森市民は三大疾病の発症リスクとなる糖尿病のリスクが全国と比較して高いことがわかっています。要因としては肥満につながる早食いや大量飲酒をしがちな方が多いこと、喫煙率が高いことなどが挙げられています。

3.青森市のがん検診の種類・費用

3-1.自治体主導の「5大がん検診」

日本では、厚生労働省の指針に基づき、自治体主導で実施されている「5大がん検診」と呼ばれるがん検診があり、全国各自治体とも受診率の向上を目指しています。5大がん検診は、胃がん、子宮がん(子宮頸がん)、肺がん、乳がん、大腸がんの5つの検診を指します。

5大がん検診は、加入している健康保険の種類に関係なく住民票のある自治体で受診することができます。検診の種類によって対象年齢や頻度は異なりますが、受診費の一部もしくは全額が公費で負担されます。ただし、企業に勤めている方などは、企業による健康診断にがん検診が含まれていることが多いため、自治体主導のがん検診受診者は国民健康保険加入者や後期高齢者医療保険加入者を含む、「勤務先などでの受診機会のない人」が中心です。

3-2.青森市のがん検診

青森市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、青森市独自の取り組みです。

青森市のがん検診の種類・費用
種類検査項目対象者受診間隔費用:
青森市国民健康保険加入者
費用:
左記以外の方
(社会保険など)
胃がん胃部X線検査(バリウム)50歳以上の奇数年齢年1回
※ただし、胃内視鏡検査(胃カメラ)を受診した翌年度は、市の胃がん検診を受けることができない
バリウム:510円
胃カメラ:1,620円
※胃カメラは個別のみ実施
バリウム:1,020円
胃カメラ:3,520円
※胃カメラは個別のみ実施
胃部X線検査(バリウム)または
胃内視鏡検査(胃カメラ)
のいずれか
50歳以上の偶数年齢同上同上同上
子宮頸がん子宮頸部細胞診20歳以上で当該年度偶数年齢の女性2年に1回510円1,020円
肺がん胸部X線検査
※必要と認められた方のみ喀痰検査を実施
40歳以上
※65歳以上の方は毎年度、結核検診が義務付けられている
年1回無料
※青森地区は集団のみ実施
無料
※喀痰検査希望者は410円
※青森地区は集団のみ実施
乳がんマンモグラフィ2方向40~59歳で当該年度偶数年齢の女性2年に1回1,020円1,430円
マンモグラフィ1方向60歳以上で当該年度偶数年齢の女性2年に1回無料410円
大腸がん便潜血検査(2日法)40歳以上年1回無料510円
前立腺がん血液検査(PSA値)50歳男性生涯に1回510円1,020円

青森市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。独自の取り組みとして、国の指針にはない前立腺がん検診を50歳男性に対して実施しています。また、青森市の国民健康保険に加入している方は、市のがん検診を受ける際に保険証を提示すると非加入の方(社会保険等の加入者)よりも安価に受診できます。

注意点として、2020年10月から胃がん検診の内容が一部変更となっています。対象年齢が50歳に引き上げられ(従来は40歳)、胃内視鏡検査(胃カメラ)を選択できるようになりました(胃カメラは50歳以上の偶数年齢が対象)。ただし、胃カメラを受けた翌年度は市の胃がん検診を受診できません。

3-3.青森市のがん検診の無料クーポン

青森市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。

種類対象者無料になる検査項目
乳がん41歳女性マンモグラフィ
子宮頸がん21歳女性子宮頸部細胞診

青森市では無料クーポン以外に、一部の検診を無料で受けることができる無料受診者証が対象者へ送付されます。無料受診者証の内容は下記の通りです。

部位対象者無料になる検査項目
胃がん40歳胃部X線検査(バリウム)
大腸がん40歳便潜血検査(2日法)
子宮頸がん30歳女性子宮頸部細胞診

無料クーポン券配布対象者が、クーポン券が届く前に「青森市の検診」を受診した場合、医療機関へ支払った自己負担金が返金されます。自己負担金返金の対象は、「青森市の検診」のみで、勤務先での検診や、健康保険の適用を受けた検診、独自に受診した検診などは対象外です。

また、次の方は無料でがん検診を受診することができます。
・高齢受給者証を持っている方(70〜74歳)
・後期高齢者医療保険証を持っている方(75歳以上)
・生活保護受給世帯の方
・市民税非課税世帯(世帯全員が非課税)の方

4.青森市のがん検診受診率と受診率向上のための取り組み

4-1.青森市のがん検診受診率の現状

下記は、青森市が実施した2015年度から2019年度の各がん検診の受診率の推移です。

青森市のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度18.0%30.2%12.4%24.0%30.3%
2016年度11.3%10.5%4.5%14.9%10.3%
2017年度10.5%9.8%4.4%13.1%12.4%
2018年度9.9%9.6%4.3%12.6%10.2%
2019年度9.3%9.4%4.1%12.5%9.5%

下記は、自治体主導のがん検診における2015年度から2019年度の日本全体の受診率の推移です。

自治体主導の日本全体のがん検診受診率推移
胃がん子宮頸がん肺がん乳がん大腸がん
2015年度6.3%23.3%11.2%20.0%13.8%
2016年度8.6%16.4%7.7%18.2%8.8%
2017年度8.4%16.3%7.4%17.4%8.4%
2018年度8.1%16.0%7.1%17.2%8.1%
2019年度7.8%15.7%6.8%17.0%7.7%

近年の青森市のがん検診受診率は、胃がん・大腸がんを除く検診のほとんどの年度で日本全体を下回っています。いずれの検診も受診率は年々低下している傾向にあり、これは日本全体においても同様の傾向です。

2016年度から一部の受診率が顕著に低下している要因としては、地域保健・健康増進事業報告における受診率の算定法の対象者が変更されたことが考えられます。また、過去に国のがん検診推進事業として、大腸がん検診、乳がん検診では40~60歳の間で5歳おき、子宮頸がん検診では20~40歳の間で5歳おきに無料クーポンが配布されていました。しかし、2016年から大腸がん検診は事業の対象外になり、2017年から子宮頸がん検診と乳がん検診の無料クーポンは検診開始年齢(子宮頸がん検診20歳、乳がん検診40歳)のみになりました。これら無料クーポン対象外の影響が受診率低下につながっていると考えられています。このため、自治体によっては独自の無料クーポンを配布したり、キャンペーンを実施したりして、受診率向上に努めています。

4-2.青森市のがん検診受診率向上やがん予防のための取り組み

青森市では「青森市健康寿命延伸計画」を策定し、生活習慣病による死亡率の減少と、働き盛り世代の死亡数の減少に力を入れて健康寿命の延伸を目指しています。ここではがん検診の受診率向上やがん予防について、青森市が行っている取り組みについて紹介します。

・胃がんリスク検査(ヘリコバクター・ピロリ抗体検査およびペプシノゲン検査)の実施
2020年度から胃がんリスク検診を実施。血液検査を行い、ピロリ菌の有無と胃炎の程度から将来の胃がん発症リスクを判定する。対象年齢は40・42・44・46・48歳(2021年度のみ49歳も対象)で、受診費は1,320円。

・地元プロバスケットボールチームと連携してがん検診受診勧奨イベントを開催
地元のプロバスケットボールチームである青森ワッツと連携して、がんの予防についての正しい知識と早期発見、早期治療の普及のためのイベントを開催(2018年)。がん予防啓発ブースを青森ワッツカフェに設置し、選手らや来場者が血管年齢、肺年齢を測定し自身の健康について話し合うきっかけ作りを行った。

・大腸がん検診モデル事業の実施
弘前大学の分析結果によると、青森県のがんの75歳未満年齢調整死亡率が2004年以降全国最下位であり、がんの早期発見が全国平均に比べて少なく、大腸がんの死亡率改善が全国ワースト1位の増加率であることがわかった。2017~2019年度の3年間、青森市と弘前市をモデル地域とし、大腸がん検診の受診率向上とハイリスク者のリスク検証に向けた取り組みを行った。

・特定健康診査(特定健診)とがん検診の同時実施
集団健診の受診者を対象に、がん検診と特定健診の同時実施ができる体制を整備。国民健康保険以外の特定健診の対象者は加入保険者に受診券の発行や委託先の確認を行った上で、所定の手続きを行う必要がある。協会けんぽ加入者の家族(被扶養者)が集団検診を受ける場合は、電話で青森市と青森県総合健診センターそれぞれにセット受診する旨を伝えることで申し込みができる。

5.青森市の人間ドックの費用補助・助成

青森市では、青森市在住の国民健康保険被保険者および後期高齢者医療被保険者を対象に、一日人間ドック・脳ドックの費用の一部が助成されます。

5-1.青森市の一日人間ドックの費用助成

青森市の一日人間ドックの助成内容は下記の通りです。

【対象者】
青森市国民健康保険に加入している満18歳以上の方および青森市後期高齢者医療制度に加入している方(75歳以上)

【助成額】
検診費用の3割相当(上限11,000円)

一日人間ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。
・市税に未納がない
・受診は市内の指定医療施設もしくは指定検診施設のみ
・年度内に1回まで(一日人間ドックまたは脳ドックのいずれかのみ)

また、一日人間ドックには特定健康診査、若年健診の検査項目をすべて含んでいます。そのため、一日人間ドックを受けると特定健康診査も受けたものとみなされます。詳細や一日人間ドックの申し込み方法については青森市サイトで確認してください。

【検査項目】
問診、身体計測、診察、血液学的検査、尿検査、聴力検査、胸部X線検査、心電図検査、腹部超音波検査、胃部X線検査(バリウム)、生化学検査、血清検査、便潜血検査

上記の検査項目は市内の指定医療施設で受診することが可能です。上記以外の検査項目(乳がん検査、子宮がん検査、喀痰検査など)を追加できるかどうかは、受診する医療施設にお問い合わせください。

5-2.青森市の脳ドックの費用助成

青森市の脳ドックの助成内容は下記の通りです。

【対象者】
青森市国民健康保険に加入している満18歳以上の方および青森市後期高齢者医療制度に加入している方(75歳以上)

【助成額】
検診費用の3割相当(上限11,000円)

一日人間ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。
・市税に未納がない
・受診は市内の指定医療施設のみ
・年度内に1回まで(一日人間ドックまたは脳ドックのいずれかのみ)

【検査項目】
診察、MRI検査、MRA検査

上記の検査項目は市内の指定医療施設で受診することが可能です。上記以外の検査項目は医療施設によって異なる場合があります。また、体内にペースメーカや金属などが入っている方は検査を受けられない場合があります。詳細や脳ドックの申し込み方法については青森市サイトで確認してください。

6.青森市の人間ドック機能評価認定施設

6-1.機能評価認定施設とは?

「機能評価認定施設」とは、日本人間ドック学会が定めている「人間ドック健診施設機能評価」という評価基準をクリアした医療施設です。申請のあった人間ドック施設に対して日本人間ドック学会が受診者目線で審査している取り組みです。

審査項目には、「運営方針、組織の管理体制が確立しているか」や「検査の業務マニュアルは作成されているか」、「感染対策などの危機管理は徹底されているか」といった施設側の安全面に関する基準から、「受診者が快適に受診できるように配慮しているか」や「受診者のプライバシーに配慮しているか」といった受診者側に関する基準まで、多角的な評価基準があります。また、評価基準は5年ごとに改定され、更新審査が行われます。

6-2.青森市の機能評価認定施設

全国で390以上の施設が認定されており、このうち青森市内の機能評価認定施設は2021年12月現在1施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。

7.青森市の健康増進への取り組み

青森市では、市民が互いに支え合いながら安心して生きがいを持って暮らすことができるやさしい街の実現を目指して、「青森市健康寿命延伸計画(2014〜2023年度)」に沿った環境づくりが進められています。青森市が行っている健康増進へのユニークな取り組みを紹介します。

・あおもりウオークトライアル
「コロナに負けない体力づくり」を目的とし、参加者の歩数をつないで地球一周(4万km=約5,700万歩)を目指す取り組み。2020年度は10月1日~11月30日の2ヶ月間開催され、参加者の合計距離は約17万5,947km(地球約4.4周分)に達した。歩数以外にも日々の筋トレや柔軟体操を10分=1,000歩に換算して記録できる。抽選で当選した方には市内の協賛企業から青森の特産品などの賞品や賞状が贈呈される(2021年度は未定)。

・健康チェックイベント「健康C&C」の開催
「健康C&C」とは、「健康Check&Challenge」を略した健康チェックイベントのこと。血管年齢、体組成計、握力計、肌年齢計、立ち上がりテスト、脳年齢計などで自身の状態をチェックできる。また、予約優先で保健師と管理栄養士による禁煙相談、糖尿病予防相談、栄養相談も実施。2021年度は明治安田生命との連携協定で、野菜の摂取状況がわかるベジチェックコーナーを設置。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、前日までの事前予約が必要(2021年度の一部日程は中止)。通常は駅前スクエアで開催されているが、希望日の1ヶ月前までに青森市保健所に連絡をすれば職場での開催を依頼することも可能。

・あおもり健康づくり実践企業認定制度
職場の健康づくりに積極的に取り組み、実践している企業や団体などを「あおもり健康づくり実践企業」として市が認定して応援する制度。認定されると、青森市サイトでの企業名や取り組み内容の紹介、健康講座などの講師派遣、健康教材の貸出、健康情報の提供、金融機関の支援制度などを利用できる。

具体的には、青森銀行法人向けの健康融資制度「ながいきエール」(借入利率が最大0.5%引き下げ)や、みちのく銀行法人向けの地域活性化ローン「ふるさと・いきいき」(借入利率が最大0.5%引き下げ)の申し込みができる。また、認定企業の従業員はマイカーローンや教育ローンの金利優遇や、クレジットカードのポイントがプレゼントされる場合がある。

※本記事は2021年12月時点の情報を元に作成しています。

参考資料
・青森市データ
青森市公式サイト
青森市 どんなまち?青森市
青森市 人口・世帯数等(住民基本台帳)
青森県 「第2期まち・ひと・しごと創生青森県総合戦略」「まち・ひと・しごと創生青森県長期人口ビジョン2020年改定版」
青森市 青森市健康寿命延伸計画
青森県 健康福祉部 保健・医療・福祉統計情報
青森県 青森県健康福祉部「平成22年青森県市町村別生命表の概況(平成25年7月)」
青森県 青森県健康福祉部「平成27年青森県市町村別生命表の概況(平成30年5月)」
青森県 令和元年青森県保健統計年報「第19表 選択死因の死亡数、保健医療圏・保健所・市町村別」
青森市 あおもり健康づくり実践企業だより
青森市 各種健康診査・がん検診等
青森市 広報あおもり バックナンバー「広報あおもり 令和3年1月15日号」
青森県 青森県大腸がん検診モデル事業「(資料1)大腸がん検診モデル事業実績」
青森市「特定健診とがん検診は同時に受診できます(令和3年度)」
青森市「一日人間ドック・脳ドックについて」
青森市 「あおもりウオークトライアル2020」に参加しよう!
青森市 健康づくり

・全国データ
総務省 中核市・施行時特例市
国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30(2018)年推計)」
内閣府「令和3年版高齢社会白書(概要版)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口(大正9年~平成12年)」
総務省統計局「人口推計」第5表「都道府県別人口(各年10月1日現在)-総人口,日本人(平成12年~27年)」
総務省統計局「国勢調査」第6表「年齢(3区分)、男女別人口及び年齢別割合-都道府県、市区町村(昭和55年~平成27年)」
厚生労働省「平成27年 市区町村別生命表の概況」統計表1 市区町村別平均寿命
厚生労働省 第11回健康日本21(第二次)推進専門委員会「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」(2018年3月)
厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計(確定数)の概況」
厚生労働省「地域保健・健康増進事業報告」平成27年度(2015年度)~令和元年度(2019年度)「健康増進編(市区町村表)」
国立がんセンターがん情報サービス がん検診について
日本人間ドック学会 機能評価認定施設一覧

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