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この検査は何のための検査?

A/G比

A/G比(アルブミン/グロブリン比)とは?

A/G比(アルブミン/グロブリン比)は、総タンパクの内容物であるアルブミンとグロブリンの割合を示した数値のことです。アルブミンとグロブリンは肝臓で作られ、血液によって各組織へ運ばれます。したがってA/G比は血液検査によって調べることができます。

A/G比(アルブミン/グロブリン比)を調べる目的

血液検査によってA/G比を調べることで、総タンパクの数値が基準値であっても気がつかない隠れた病気について、アルブミンとグロブリンの乱れからどの病気の症状なのか、ある程度の判断ができます。おもなものとして肝機能障害、腎障害、免疫、炎症などが考えられます。

A/G比(アルブミン/グロブリン比)の血液検査で見つけられる病気

血液検査でA/G比を調べることで、次のような病気や症状の診断に役立ちます。

●栄養障害
●急性肝炎
●肝硬変
●ネフローゼ症候群
●膠原病
●多発性骨髄腫
●蛋白漏出性胃腸症
●悪性腫瘍
●無γ-グロブリン  など

A/G比(アルブミン/グロブリン比)の検査数値の見方

血液検査におけるA/G比の基準値は、1.32〜2.23の範囲内になります(日本臨床検査標準協議会より)。アルブミンの低下によりA/G比が低値のときは栄養障害・肝硬変・ネフローゼ症候群などを疑い、グロブリンの上昇によりA/G比が低値のときは多発性骨髄腫や膠原病などを疑います。またグロブリンの低下によるA/G比の高値は無γ-グロブリンを疑います。ただしこれらの病気はA/G比だけで確定診断ができないため精密検査が必要です。

なおA/G比は健保組合や検査会社によって基準値に多少の違いがあります。

A/G比検査数値

A/G比(アルブミン/グロブリン比)の血液検査の長所/短所

A/G比は血液検査のため、採血で調べることができます。医療機関によって異なりますが、検査結果は通常1時間程度で確認できます。

最近の採血では注射針を刺したまま容器を差し替えてとるケースが増え、人によっては注射針による痛みを長く感じる人もいるかもしれません。そのため採血が極度なストレスになり、副交感神経が緊張して、まれに冷や汗、低血圧、顔面蒼白、吐き気などの症状が現れることがあります(「迷走神経反射」といいます)。このようなときは採血担当の医療スタッフに伝えましょう。

採血では、消毒綿や手袋、注射針などの物品を使うため、アレルギーを起こす可能性もあります。特に、アレルギーでよくみられるのが、感染予防に使用されるアルコール綿です。これまでにアルコール綿でアレルギーを起こした経験のある人は、あらかじめ採血担当の医療スタッフに伝えましょう。

また、採血の手技によっては神経損傷が生じることがあります。神経損傷は、注射の針先が神経に触れることで起こります。採血時にピリッとしたときは、採血担当の医療スタッフに伝えましょう。採血による神経損傷の多くは、2〜3ヶ月で自然に治ります。なお、採決後は、アザや皮下血腫ができることもありますが、数日以内で自然に吸収されます。

A/G比(アルブミン/グロブリン比)の血液検査の流れ

A/G比は血液検査のため、調べるには採血が必要です。ここでは腕の静脈から採血するときの流れについて説明します。

1.ひじの内側など血管がはっきりと確認できる部分を露出させ、専用の小さな台に腕を乗せる。
2.上腕部を「駆血帯」と呼ばれるひもやベルトで締める。
3.アルコール綿で消毒し、注射鍼を刺す。
4.シリンジ内の検体が血液でいっぱいになったら、アルコール綿で抑えながら針を抜く
(ほかの項目の血液検査を行うために、複数の検体を取ることがある)。
5.注射した部位に絆創膏を貼る。血が止まるまでの数分間、自身で圧迫しておく。
6.完全に止血したら、絆創膏を剥がす。

<参考>
特定非営利活動法人 日本臨床検査標準協議会「日本における主要な臨床検査項目の強要基準範囲」

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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