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この検査は何のための検査?

ALT(GPT)

ALT(GPT)とは?

ALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)はGPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)とも呼ばれており、とくに肝臓の細胞内に多く存在する酵素です。ALTは血液検査によって調べることができます。

ALT(GPT)を調べる目的

ALTの血液検査は、おもに肝臓の病気の可能性を見つけるために行います。健康な人では、血液中のALTの量はわずかです。しかし、肝臓がなんらかの障害でダメージを受けて肝臓の細胞が破壊されると、血液中にALTが流出して数値が上昇します。

ALT(GPT)の血液検査で見つけられる病気

血液検査でALTを調べることは、次のような病気の診断に役立ちます。

・急性肝炎
・慢性肝炎
・肝硬変
・肝臓がん
・脂肪肝
・アルコール性肝障害
・非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
・薬剤性肝障害
など

ALT(GPT)の血液検査の見方

ALT(GPT)の判定区分は下記の通りです。
ALT(GPT)の判定区分

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この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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