受診者体験談

父と35歳の先輩が相次いで他界。人生初の人間ドックを決意

じゅごんさん(31歳)
会社員/事務・管理/既婚・子どもなし

今これが不安なんです

35歳の先輩がくも膜下出血で亡くなりました。だから今後も脳ドックを継続したい

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック+脳ドック
きっかけ
  • その他:最近まわりで亡くなった人が2人いるから

人間ドックを受けようと思った理由

最近受けた人間ドックが人生初の人間ドックでもあります。人間ドックに加えて脳ドックを受診しました。

きっかけとなったのは、父が胃静脈瘤破裂により他界したことです。それによって自分自身の健康に不安感を抱き始めていたところ、元職場の35歳の先輩がくも膜下出血で急逝しました。これは若くても検査を受けておくべきだという気持ちがいよいよ高まり、受診に至りました。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック+脳ドック
含まれていた検査
  • 頭部MRI/MRA検査
  • 胃内視鏡検査(胃カメラ)

そのプランや検査を選んだ理由

「初めて受けた人間ドック」の欄で記載した通り、父と元職場の先輩が立て続けに亡くなったことが大きなきっかけになりました。父は胃静脈瘤破裂、先輩は35歳でしたがくも膜下出血でした。

編集部より

くも膜下出血は、脳梗塞、脳出血とあわせて脳卒中と総称され、脳の血管の病気です(脳血管疾患)。脳血管疾患は、日本人の全死因の第4位であり、介護が必要になる疾患の第2位でもあります。脳血管疾患の発見を目的とした検査は頭部MRI/MRA検査で、脳ドックに含まれています。20・30代でも脳ドックの受診を検討するとよい方、20歳以降5歳刻みの年齢階級でみた脳血管疾患の死因順位などを下記記事でまとめています。とくに血圧が高い方や糖尿病の方、生活習慣の乱れを自覚している方はぜひご一読ください。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査は口もしくは鼻からカメラを入れると聞き、相当な苦痛をともなうものだと思っていました。受診してみて感じたことは、苦しいは苦しいけれど我慢できる範囲内、ということです。この程度で重篤な病気を初期に見つけられるなら、積極的に受けたいと思えるレベルでした。

気になる判定結果は…

お酒をよく飲むほうなので肝臓に問題があるかもしれないと思っていましたが、その点は一切問題なく安堵しました。しかし、予想外にも腎臓の一部が石灰化していると判明しました。ビールが原因にもなり得るそうで、塩分の摂り過ぎやビールの飲み過ぎに以前より注意するようになりました。

また最近は、仕事上いただいたときなどを除いて自ら間食をしない、日中の飲み物は緑茶や糖分の入っていないコーヒーなどに留めることに取り組んできました。これは周囲に糖尿病の人がおり、足を切断するに至っていたためです。夜は食べているほうだと思いますが、取り組みのおかげで血糖値が上昇していない状態を保てていました。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 心臓
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 膵臓

脳の検査は今後も受けていきたいです。先輩がくも膜下出血によって35歳の若さで急逝した衝撃は大きかったです。

よくお酒を飲むので、肝臓は今後も注視していきたいです。また、直近の人間ドックで
腎臓に石灰化がみられると診断されたため、引き続き検査を受けようと思っています。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

身体に不安を抱いて人間ドックを受診してみると、不安な部位はまったく問題がなく、問題があるとは思ってもみなかった部位の結果が思わしくないという結果になりました。

受けてみることで自分の身体の状態を明確に知ることができるので、不安に思っている人もそうでない人も定期的に受診されることをおすすめしたいです。

じゅごんさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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