
まさしさん(52歳)
会社員/建築・土木技術職/既婚・子どもあり
今これが不安なんです
先日同い年の友人が脳梗塞でリハビリ生活に。他人事ではないと、自分は食生活に気をつけるようになりました
初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?
初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
- PET検査・全身がん検診
きっかけ
- 近親者ががん等にりかんしたから
人間ドックを受けようと思った理由
祖父は胃がん、父は肺がん、母は肺がんと乳がんを患っています。このように近親者でがんに罹患した人が多く、自分もがんになるのだろうという前提で考えているため、人間ドックを受けておこうと思いました。
直近で受けた人間ドックはどうだった?
直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
- 人間ドック+脳ドック
含まれていた検査
- 頭部MRI/MRA
そのプランや検査を選んだ理由
同い年の友人が脳梗塞で倒れたことがきっかけです。緊急手術により一命はとりとめましたが、リハビリ生活を余儀なくされており、他人事ではないと感じました。通常の健康診断に頭部の検査は含まれていないため、定期的に脳ドック等で受診する必要があると考えています。
実際に受けてどうだった? 受診後の感想
6年前にも頭部MRI/MRAを受けたことがあったため、今回も不安はとくに感じなかったです。むしろ途中で眠くなってしまうほどでした。
気になる判定結果は…
判定結果でとくに問題はありませんでした。頭部の検査は、自分の年齢だと3年ごとの受診間隔で受けたほうがよさそうなので、また3年後に脳ドックを受ける予定です。
編集部より
2023年度人口動態統計では、脳血管疾患の死因順位は第4位で、死亡数は10万人を超えています*1。脳血管疾患の死亡率は年齢を重ねるにつれ上がり、健康診断などで動脈硬化や生活習慣病について指摘されている方は注意が必要です。40代から定期的にチェックしておくと安心です。50代以降は脳血管疾患のリスク、大脳白質病変の程度のチェックを兼ねて2~3年おきを目安に受診しましょう。
下記記事では、脳ドックのメリット・デメリットと、年代別の受診頻度や費用助成について解説しています。気になる方はチェックしてください。

*1.厚生労働省 令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 第7表 死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)・死因順位別https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/h7.pdf
今後気になる箇所とその理由
調べてみたい箇所・気になる箇所
- 全身(全身がん)
義父が膵臓がんで他界しています。がんにもいろいろあり、膵臓がんのように通常では発見しにくいがんもあるため、全身のチェックが必要だと考えています。
編集部より
一度にほぼ全身のがんスクリーニングが行える検査として「PET検査」が知られていますが、最近では身体への負担がより少なくほぼ全身のがんを調べられる「DWIBS(ドゥイブス)」が注目されています。
DWIBS(ドゥイブス)は比較的新しい検査法であるため、がん発見率など精度についてはデータを蓄積している段階ですが、DWIBS(ドゥイブス)とPET検査を比較した場合、がんに対する「診断能力に大きな差異はない可能性が高い」とする報告があります。
下記記事では、DWIBS(ドゥイブス)の費用やメリット・デメリット、検査の流れなどを解説しています。気になる方はぜひご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ
病気になることは、自分だけでなく家族への影響も大きいと考えます。「あのとき、お金をかけて身体をチェックしておけばよかった…」と将来後悔しないためにも、定期的に人間ドックで身体のチェックをしておいたほうがよいと思います。