受診者体験談

年に一度&たった半日。受診歴20年超にして思う早期発見で助かる命

キャサリンさん(65歳)
会社員/専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)/既婚・子どもなし

今これが不安なんです

定期的な運動や食生活改善をしたいですが、なかなか継続できません

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった

人間ドックを受けようと思った理由

会社の定期健康診断の際に、「より早期の発見を」と考え、健康診断よりも詳しく身体の状態がわかる人間ドックを選択しています。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査
  • マンモグラフィ
  • 子宮頸部細胞診

そのプランや検査を選んだ理由

毎年レディースドックを受診しているので、それが当たり前になっています。悪い箇所があっても、早期の状態であれば安心できると思います。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査だけは、何度やっても前日から緊張します。毎回、経鼻内視鏡を選択しています。

落ち着いた状態で受けられたときは、自分の胃の内部が写し出されている様子をモニターで見ています。私が受診している医療施設では、看護師さんが背中をさすってくれます。モニターを見る余裕がないときもありますが、毎年受けることが早期発見につながると思っているので、今後も継続して受診したいです。

気になる判定結果は…

体脂肪がかなり増え、メタボリックシンドロームとの指摘がありショックでした。食事が偏っていて、ビールを飲みながらつまむことが多いです。食生活の改善と定期的な運動を継続できるようにしたいです。なかなか難しいですが、悪い習慣からよい習慣に移行していきたいです。

腎臓とクレアチンキナーゼの数値がよくなく、再検査が必要でした。再検査したところ、気にすることもないとのことで少し安心しました。年を重ねるといろいろと所見が増えるのだと感じます。

編集部より

クレアチンキナーゼは血液検査のひとつで、CKと表記されることもあります。筋肉に多く存在する酵素で、骨格筋由来のCK-MM型、脳・平滑筋由来のCK-BB型、心筋由来のCK-MB型の3種があり、どの数値が高いかで疑われる病気が変わってきます。もっと詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

この検査はなんのための検査?「クレアチンキナーゼ(CK)」

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所

年齢的に認知症が気になっています。

編集部より

脳に関する人間ドックと言えば脳ドックです。ですが、基本的な脳ドックのプランは、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の総称)を始めとした脳血管疾患の早期発見を目的とした頭部MRI/MRA検査がメインで、認知症の検査は含まれていないことがほとんどです。 認知症の検査を受けたい場合は、簡易認知機能検査が含まれた脳ドックのプランを選ぶ必要があります。なお、認知症のみに関する検査を受診したい方のために、下記記事でVSRAD®という検査を紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

ひとことで言うなら、「早期発見で命が助かるなら、人間ドックを受けたほうがよい」に尽きます。年に一度のことなので、健康でいられるのならたった半日はなんてことないです。健康で長生きしたいですよねぇ。

キャサリンさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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