受診者体験談

女性特有のがんは発症リスクが高いから…婦人科検診はマスト

ムーミンママさん(46歳)
自営業/専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

体重が減りにくい年齢に。食事・睡眠・運動と基本的なことに取り組んでいます

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
きっかけ
  • その他:自営業者のため

人間ドックを受けようと思った理由

フリーランスとして働いており、私が病気になると仕事が止まるので、40代になってから人間ドックを受け始めました。なるべく長く仕事を続けたいので、健康状態を知るのは自分への投資だと思って人間ドックを毎年受け続けています。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
含まれていた検査
  • 胃X線(バリウム)検査
  • マンモグラフィ
  • 子宮頸部細胞診

そのプランや検査を選んだ理由

女性であれば、女性特有のがんはだれにでもリスクがあると考えています。毎年、人間ドックと婦人科検診をセットで受診しています。加えて、毎年胆石の指摘を受けるので、何年かに一度は胆嚢(のう)・膵臓等のスキャンも受け始めています。

編集部より

日本人女性のがん罹患数の順位において、乳がんは1位、子宮がん(子宮頸がん・子宮体がん)は5位です*1。ムーミンママさんのおっしゃるとおり、女性特有のがんは発症リスクが高いと言えます。子宮頸がん検診は20歳から、乳がん検診は遅くとも40歳から受診してほしいです。人間ドックでは、任意の検査を追加できることがあります。オプション検査と呼ばれ、多くの医療施設で選択が可能です。胆嚢や肝臓を調べる検査には、腹部超音波(エコー)検査、上腹部MRI検査、上腹部CT検査などがあり、これらは膵臓・肝臓・腎臓・胆嚢・脾臓など腹部のあらゆる部位を一度に効率よく調べられる検査です。また、医療施設によっては、腹部超音波(エコー)検査が人間ドックの基本検査項目に含まれていることがあります。オプション検査の選び方については、下記記事が役立ちます。

*1.国立がん研究センター がん情報サービス がん統計 最新がん統計
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃X線(バリウム)検査は、被爆量に懸念があり、毎年は受けていません。胃内視鏡(胃カメラ)検査に変更可能なプランの場合は、胃カメラに変更しています。胃カメラを初めて受けたときは痛みなど不安もありましたが、上手な医師だったのかまったくつらくありませんでした。途中、モニター映像を見る余裕もありました。リアルタイムで自分の胃の中を自分で見るというのは珍しい経験だったので、おもしろいなと思いました。

気になる判定結果は…

毎年、胆石症で経過観察になるので、総合判定はBです。若いころは非常に低血圧だったのですが、年齢を重ねてやはり血圧は上がってきて、現状で平均的な血圧になりました。

編集部より

一般的に、血圧は年齢とともに上昇します。血管の弾力性が失われて硬くなることによるもので、この現象を「動脈硬化」と言います。下記記事では、2019年の国民健康・栄養調査の結果をもとに、各年代の男女別の血圧、血圧の分類別の平均値、高血圧の割合などをまとめています。自身の年代における平均値や高血圧の割合を把握し、生活習慣の改善に活かしてください。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 膵臓

もともと胆石症であることと、近親者が膵臓がんで亡くなったので、ほかの臓器よりも気をつけて観察していきたいです。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

人間ドックを受け始めた当初、受診日は仕事を休んでいたので、面倒に感じていました。しかし、予想よりも短時間で終わる病院がほとんどで、そのまま午後からスムーズに仕事に戻れることが多いです。時間的な負担は思っていたより少なく、自分への投資という点からも意味があると思います。

ムーミンママさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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