受診者体験談

検査結果は総合判定D…不可避な病気もあるから早期発見につとめたい

Leeさん(52歳)
会社員/企画・マーケティング・経営・管理職/未婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

週に1回ピラティスに通っています。食事の内容にも気をつけています

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
きっかけ
  • 家族や知人にすすめられて
  • 会社からの要請・補助があった

人間ドックを受けようと思った理由

会社からの補助を受けられたことが、人間ドック受診のきっかけです。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック+脳ドック
含まれていた検査
  • 頭部MRI/MRA検査
  • 胃X線(バリウム)検査

そのプランや検査を選んだ理由

脳ドックには以前から興味がありました。年齢的にもそろそろかなと思って受診しました。

編集部より

脳血管疾患による死亡率は年齢が上がるにつれ上昇し、死因順位は55~59歳から80~84歳の年齢階級間で第3位です*1。50代以降はとくに脳血管疾患のリスクに加え、脳の深部の状態を把握する意味でも、定期的な脳ドックの受診をおすすめします。年齢別・脳ドックの受診頻度や費用補助については下記記事で解説しています。

*1.厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 第7表 死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)・死因順位別」https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai21/dl/h7.pdf

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

頭部MRI/MRA検査に関しては、以前に腹部MRI検査を受けた経験があります。胃X線(バリウム)検査も会社の健康診断で毎年受けているので、どちらもとくに不安などはなく、検査も問題なく受けられました。

気になる判定結果は…

総合判定はDでした。要因は胃X線(バリウム)検査、採血によるピロリ菌検査、視力検査で所見があったためです。バリウム検査では多発性の胃ポリープが指摘されました。すでに胃ポリープについては、2022年に胃内視鏡(胃カメラ)検査と大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受けた際に把握済みです。眼科も半年に一度受診しています。

編集部より

医療施設にもよりますが、一般的にD判定は「要精密検査・治療」です*2。Lee さんはすでに受診されていることと思いますが、人間ドックや健康診断で再検査・精密検査の指示があった場合は必ず受診してください。 検査結果について、不安や疑問に感じることをそのままにせず、正しく理解することが、自身の身体の状況を正しく把握することにつながります。気になる方は検査を受けた医療施設に相談してみましょう。下記記事では、再検査や精密検査の通知が届いたあとの行動や費用の目安を解説しています。詳しく知りたい方はご覧ください。

*2.日本人間ドック・予防医療学会「判定区分 2024年度版」 https://ningen-dock.jp/ningendock/wp-content/uploads/2024/03/b0b71fa3e7273eefd7863c4bc1065ca7.pdf

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 乳房
  • 胃・食道
  • 大腸
  • 子宮・卵巣

年齢的にも健康には気をつけなければならないと思っているので、あらゆる箇所について気にしていきたいです。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

健康管理には食事が大切なので、野菜とタンパク質の摂取を意識したり、発酵食品もできるだけ取り入れるようにしています。とはいえ、日頃から健康管理につとめていても、病気にかかることもあるのが現実です。病気にかかった場合に肝心なのが、早期に発見し、最良の治療方法を選ぶことだと考えています。

そのためには、人間ドックなどで早期発見の機会を持っておくことが大切だと思います。この考えを押し付ける気はありませんが、検討している方や、受診すべきか迷っている方がいたら伝えたいと思っています。

Leeさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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