受診者体験談

姉のスキルス胃がんと線虫がん検査の判定から胃カメラを毎年受診

てんさん(55歳)
自営業/クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)/未婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

肝機能改善のため、お酒を減らし、アルコール度数も低いものを選んでいます

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • PET検査・全身がん検診
きっかけ
  • 近親者ががん等に罹患したから
  • その他:線虫がん検査でハイリスクと判定されたため

人間ドックを受けようと思った理由

姉がスキルス胃がんになったこと、また線虫がん検査を受けた際にハイリスク判定が出てしまったことがきっかけです。とくに、胃内視鏡(胃カメラ)検査は毎年受診したほうがよいと言われ、胃がんの検査を含む人間ドックを毎年受けるようになりました。

編集部より

胃がんの罹患率は40代後半に増加するとされていますが、てんさんのお姉様が発症されたスキルス胃がんと呼ばれる特殊な胃がんは20〜30代の若年者でも発症し、自覚症状がないまま進行することがあります。胃がんの発症リスクが高い方は、早いうちから人間ドックなどで胃がんの検査を受けることが大切です。なお、スキルス胃がんについては、胃X線(バリウム)検査で見つけやすいとの報告もあります。胃カメラとバリウムで迷う方は、それぞれの検査のメリット・デメリットを理解し、自身が納得できる検査を選択しましょう。胃がんの検査の選び方については、下記記事もおすすめです。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

過去に何回か、胃内視鏡(胃カメラ)検査を受けましたが、毎回検査が苦しくて大変でした。直近で受けた病院では、鎮静剤を使用して眠っている間に検査できるとのことで、半信半疑で受診しました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査は、実際に口コミどおりで、眠っている間に検査が終わっており、苦痛はなく、とてもラクでした。

気になる判定結果は…

最近受けた人間ドックの検査のうち、血液検査の肝機能の判定が「C」と、昨年より悪くなっていたので驚きました。これについては「毎日の飲酒が関係していると思われるので控えてください」と言われてしまったので、お酒を控えているところです。

編集部より

人間ドック以降、てんさんは飲酒量のコントロールを継続されており、すばらしいですね。肝機能の指標のひとつ、γ-GTPはアルコールとの相関が強く、日常的に飲酒を多くしている方は数値が上昇する傾向があります。血液検査でわかる肝機能の項目は、ほかにもAST(GOT)・ALT(GPT)などがあります。肝機能の数値が高くなる原因、改善方法、注意事項など、下記記事で紹介していますのでぜひチェックしてみてください。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 全身(全身がん)

「日本人の二人に一人は、がん」と聞いていますし、自分の年齢的に早めにがんの検査を受けることで、早期発見できればいいかなと思います。また、脳の検査はここ数年受診していないので、そろそろ検査を受けなければと思っています。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

「いつか」「そのうち時間があれば」などと後回しにしてしまわないように、早めに人間ドックを予約してしまいましょう。予約をしてしまえば、あとはもう受けるしかないと思いますので。また、大切な人に人間ドックをプレゼントし、自分も一緒に受けるなど、周囲の人と一緒に検査を受けに行く機会を設けるのもよいのではないでしょうか。

てんさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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