受診者体験談

子宮がんリスクが高い自分にとって、人間ドックは健康への投資

えりさん(35歳)
アルバイト・パート/素材・化学・食品・医薬品技術職/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

お酒は週末のみに、つまみは野菜や海苔などヘルシーなものに変え、体重が減りました

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック
含まれていた検査
  • 胃X線(バリウム)検査
  • マンモグラフィ
  • 乳腺超音波(乳腺エコー)検査
  • 子宮頸部細胞診

そのプランや検査を選んだ理由

家族・知人からのすすめ
身体で気になるところがあるから

今まで一度も人間ドックを受けたことがなく、今回、夫に勧められて初めて人間ドックを受診しました。夫の会社の福利厚生を活用して人間ドックを受けようかと思いましたが、まだ対象年齢に達していなかったので、せっかくならばと、婦人科系の検査も一緒にできる人間ドックのプランが選べる病院を探しました。

婦人科系はもともと、多のう胞性卵巣症候群(PCOS)による生理不順があり、体質的にも子宮がんのリスクが高いため、細かく調べてもらって、現在の自分の身体の状態を知りたいと思っていました。

編集部より

えりさんのように、30代女性には、女性特有の疾患のチェックを強くおすすめします。とくに気をつけたいのが子宮頸がんと乳がんです。子宮頸がんは20代や30代で罹患者が増加する特徴があります。また、乳がんは日本人女性がもっとも罹患しやすいがんで、発症リスクは30代後半から急激に高まり、30~60歳では乳がんが女性の死因第1位です。 厚生労働省では、子宮頸がん検診は20歳以上の女性に、乳がん検診は40歳以上の女性に、それぞれ2年に1回の間隔で受診するよう指針を定めています。乳がんについては血縁者に乳がん罹患者がいる場合、40歳を待たずに乳がん検診を受診しましょう。20~30代でも乳がん検診を受けたほうがいいかどうかについては、下記記事で詳しく紹介しています。気になる方はチェックしてください。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃X線(バリウム)検査では、バリウムを飲むことにとても抵抗がありました。とくに検査後、便がすぐ出なかったらどうしよう…という不安もありました。しかし、検査が終わってみると、思っていたよりもバリウムの味は飲みやすかった気がします。下剤がよく効いたのか、便もすんなり出ました。

気になる判定結果は…

総合判定はAでした。体脂肪率が少し高かったです。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • とくにない・わからない

今回の人間ドックで、現在自分が気になっている箇所はすべて調べてもらえたので、満足しています。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

20・30代の方や主婦の方などは、なかなか人間ドックを受ける機会は少ないですし、人間ドックを受けなければならないと考える人も少ないと思います。しかし、若くても発症してしまう病気はありますし、家族のためにも、自分のためにも、元気でいるために、私は一度人間ドックを受けてみることをおすすめします。

人間ドックは料金が高いと感じますが、病気になってからでは、もっとお金がかかる場合もあると思います。私は健康のための投資だと思って、今回の人間ドックを受けることを決意しました。

編集部より

人間ドックは20歳以上を対象とした予防医療です。ただし、一度身体の状態を確認して終了するのではなく、前回の受診結果と比較することで、小さな変化を見つけやすくなります。つまり経年変化の追跡こそ、予防医療の効果を最大限に発揮できるのです。ライフスタイルや仕事のステージに変化の起こりやすい30歳以降は、人間ドックの受診頻度は年1回が適当です。 「何の検査を受ければよいのかわからない」という方のために、下記記事では、自分に最も合った人間ドックを選ぶことができるよう、年齢別・性別それぞれに応じた疾病リスクと検査項目を紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

えりさんのお話に登場した人間ドックはこちら

本サイトの情報は、病気や予防医療への理解・知識を深めるためのものであり、特定の医学的見解を支持するものではありません。自覚症状のある方は、すみやかに診察を受けてください。また、本サイト上の情報に関して発生した損害等に関して、一切の責任を負いかねます。
タイトルとURLをコピーしました