受診者体験談

夫婦でペアドックを受診。肥満判定で食を見直し。半年でBIM値が改善

かえる48号さん(48歳)
会社員/事務・管理/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

主食は玄米麦ごはん、主菜は肉よりも魚を積極的に食べるなどして、食生活を改善。半年でBMI値が25から23に

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった
  • ライフイベント

人間ドックを受けようと思った理由

50歳近くなり、夫婦ともに健康に不安を感じ始めたので、人間ドックを受けるようになりました。自営業の夫にも健康診断を受けさせたいので、会社員の自分(妻)と一緒にペアドックを受診するようにしています。ペアドックは一度に2名分の予約ができて便利です。

編集部より

ペアドックとは、2名で人間ドックを受診するためのプラン・コースです。医療施設によっては、夫婦だけでなく親子・友人・パートナーなど男女の組み合わせを問わずに受診することが可能です。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃X線(バリウム)検査

そのプランや検査を選んだ理由

年齢的に特定健診の内容だけでは不安なのでいろいろな検査を受けてみたいのですが、費用面を考え、標準的なドックの内容にしています。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃X線(バリウム)検査では、バリウムを飲んだあと、検査台でさまざまな体勢をとるのが大変です。また、私の場合は、検査終了後にお腹が痛くなるのでつらく感じてしまいます。検査のためなので、年1回は仕方がないとは思っています。

編集部より

胃X線(バリウム)検査でわかることは、おもに胃がんのほか胃潰瘍や胃ポリープ、胃炎などの病気です。バリウムを飲み、胃の内部に薄く付着させた状態で何回か身体の向きを変えて撮影し、画像から上部消化管に異常がないかを観察します。下記記事で、胃X線(バリウム)検査の注意点、ラクに受けるコツ、どうしても受けたくない場合の対応法などを解説しています。気になる方はご一読ください。

気になる判定結果は…

総合判定はAでしたが、BMIと血糖値が高めでC判定(要経過観察)でした。ここ数年、ストレスによる暴飲暴食を自覚しており、体重増加を気にしていましたが、初めて「肥満」という判定がでたことが大変ショックでした。

その後、主食を玄米麦ごはんにし、肉よりも魚を積極的に食べるようにするなど食生活の改善に努め、半年でBMIを25から23に減らすことができました。生活改善のきっかけとなってよかったです。

編集部より

人間ドック後、健康のために取り組まれ、それが生活改善につながっており、すばらしいです! 肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMIが用いられていますが、同じ数値でも、どこに脂肪がついているかで健康への危険性は大きく異なってきます。脂肪のうち「内臓脂肪」の過剰な蓄積は生活習慣病を招く要因のひとつになります。内臓脂肪は腹囲に反映されやすいことから、健康診断等では内臓脂肪が過剰に蓄積していないかを調べる方法として腹囲測定を実施しています。下記記事では、腹囲測定でわかることや腹囲のサイズを減らすヒントなどを紹介しています。気になる方はご覧ください。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 乳房
  • 心臓
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 子宮・卵巣

年齢的には何があってもおかしくないと思っていますが、上記のなかでもとくに女性特有のがんが不安です。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

人事系の仕事で健康診断担当をしていたことがあるので私も事情はわかりますが、会社が所定労働時間内に実施する健康診断はいろいろ限られていることが多く、詳しく診てもらうのは難しいと感じています。その点、人間ドックは法定健診(特定健診や会社の健康診断など、法で定められた健診のこと)よりも検査項目が多いので、せっかくなら私は信頼できる医療施設で丁寧に診てもらいたいと考えます。

また、私のように仕事で受診を後回しにしてしまいがちな人でも、医療機関としっかり連携している医療施設で人間ドックを受診すれば、気になる症状が見つかったとき、すぐにフォローアップしてもらえるので安心だと思います。

編集部より

人間ドックは法的な義務がない任意検査のため、費用は自己負担です。しかしながら、検査項目が多く、健康診断では見つけることができない病気の早期発見ができるところが最大のメリットです。下記記事では、健康診断と人間ドックの違い、検査項目ごとの発見できる病気、人間ドックを受けたほうがいい方の特徴などを紹介しています。気になる方はご覧ください。

かえる48号さんのお話に登場した人間ドックはこちら

本サイトの情報は、病気や予防医療への理解・知識を深めるためのものであり、特定の医学的見解を支持するものではありません。自覚症状のある方は、すみやかに診察を受けてください。また、本サイト上の情報に関して発生した損害等に関して、一切の責任を負いかねます。
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