受診者体験談

予想外の母の大腸がん。自身の肺にも白い影が…診てくれた医師に感謝

ちかさん(37歳)
会社員/事務・管理/未婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

ジムや皇居ラン、自宅筋トレを組み合わせながら、週に2回は運動するようにしています

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック
含まれていた検査
  • マンモグラフィ
  • 乳腺超音波(乳腺エコー)検査
  • 子宮頸部細胞診

そのプランや検査を選んだ理由

これまで人間ドックを受けたことがなく、今回が初めての人間ドックでした。無職の期間があったことから、健康診断をしばらく受診していなかったため、疾患リスクが増え始める30代後半に差し掛かり、早く身体の検査をしたいと思っていました。とくに、子宮頸がんと乳がんは私自身が発症しやすい年齢になっていたことや、かかる方が決して少ない数ではないこともあり、こまめに検診を受けることが最重要と考えていました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

マンモグラフィなど過去で一番痛みがなかった気がします。身体の検査ができて、ほっとしました。

気になる判定結果は…

今回の判定結果は「総合D2」。要精密検査や要経過観察が複数ありました。眼底検査や乳房の検査の結果については想定内でしたが、意外だったのが、肺の検査です。

喫煙歴はなかったのですが、肺に白い影が写っていたとのことで、後日、胸部CT検査を受け、現在結果待ちの状況です。先生曰く「ここのクリニックの機械は、性能が良すぎるせいで、写りすぎてしまう」とのことでしたが、先生のご経験上、念のため要再検査にしたとのお話がありました。先生が検査結果をよく診て、小さなエラーを蔑ろにせず、しっかり受け止め伝えてくださったことに、私はなにより感動し、感謝したいと思いました。

編集部より

胸部CT検査(コンピュータ断層撮影)は、身体を輪切りにした形で撮影する検査方法です。健康診断やがん検診で用いられる胸部X線(レントゲン)検査のように平面的ではなく、立体的な画像で肺の状態をみることができ、胸部X線(レントゲン)検査では見つかりにくい淡い陰影でみられる病気も確認することが可能です。ちかさんは再検査の結果待ち中とのことでしたが、何事もないことを祈っております。

下記記事では、肺がんが心配という方のために、肺がんの初期症状、肺がんになりやすい人の特徴、早期発見するための肺がん検診の重要性などを解説しています。気になる方はチェックしてみてください。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 胃・食道
  • 心臓
  • 腎臓・肝臓・脾臓
  • 膵臓
  • 大腸
  • 全身(全身がん)
  • 自律神経

母親が青天の霹靂で大腸がんにかかったように、自分もいつなにがあるかわからないので、消化器系だけでなく、脳や心臓、腎臓など、全身を調べてみたいと思っています。また、自律神経系の疾患を調べる検査も気になっています。

編集部より

ちかさんのお母様は大腸がんを発症されたのですね…。大腸がんは日本人に最も多いがんです。早期の大腸がん、小さい進行がん、がん化する前段階の大腸ポリープは便潜血検査では見逃されやすいですが、全大腸内視鏡検査は95%以上の確率でがんを見つけることができると言われています。大腸がんの発症リスクが高い傾向がある方は、人間ドックなどで大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の受診も検討してみてください。大腸カメラについて、詳しくは下記記事をご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

人間ドックはお金がかかる、手間がかかると思っていました。普段健康でいると、人は病気になることなど考えないと思いますが、健康的な日常から、本当にあっけなく病気の種が見つかったりするものだと、今回のレディースドックを通して身をもって感じました。

健診や検診を受けることは、忙しくて後回しにされがちな側面もあると思いますが、健康に生きるために不可欠なものとして、誰もが優先して行けるような社会の空気感になって欲しいと思っています。時間に融通のきく医療施設があることも本当に助かります。今回、私は土曜日に、しかも直前に予約でき、大変ありがたかったです。

ちかさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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