三重県四日市市下海老町平野52-1
三重県鈴鹿市庄野町字久保866
三重県桑名市中央町3-23桑名シティホテル2階
三重県津市観音寺町字東浦446-30
三重県桑名市大字星川1011-1
目次[非表示]
四日市市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、四日市市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 1)問診、胃部X線(バリウム)検査2)問診、胃内視鏡(胃カメラ)検査のどちらか一方 | 1)40歳以上2)50歳以上の偶数年齢の方 | 1)年1回2)2年に1回 | 集団:300円(2,300円)個別:900円(4,400円) |
子宮頸がん | 1)問診、視診、内診、子宮頸部細胞診2)HPV検査(1との同時実施のみ) | 1)20歳以上の女性2)20~50歳の3歳刻み年齢の女性 | 1)2年に1回2)3年に1回 | 集団:1)300円(1,800円)2)2,000円(2,000円)個別:1)300円(1,800円)2)2,500円(2,500円) |
肺がん※2 | 問診、胸部X線(レントゲン)検査、喀痰検査※喀痰検査は必要な方にのみ実施 | 40歳以上 | 年1回 | 集団:100円(1,000円)※喀痰検査は+100円(+700円)個別:300円(+1,700円)※喀痰検査は+200円(+1,200円) |
乳がん | 1)問診、マンモグラフィ2)問診、乳腺超音波(エコー)検査のどちらか一方 | 1)40歳以上の女性2)20歳以上の女性 | 2年に1回 | 集団:1)300円(2,400円)2)200円(2,100円)※20~39歳の女性は、2)1,300円(4,400円)個別:1)500円(2,600円)※個別検診は、年度内に40~70歳となる方のうち、奇数年齢の方が対象 |
大腸がん | 問診、便潜血検査(2日法) | 40歳以上 | 年1回 | 集団:100円(+1,100円)個別:100円(+1,300円) |
四日市市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。市独自のがん検診の取り組みとしては、子宮頸がん検診において、20~50歳の3歳刻み年齢の女性を対象に、⼦宮頸がんのおもな原因とされるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染の有無を調べる「HPV検査」が同時受診できる設定にしていることが挙げられます。また、乳がん検診の集団検診では、マンモグラフィのほかに、乳腺超音波(エコー)検査を選択できる点も特徴です。
四日市市では下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。
種類 | 対象者※当該年度にその年齢に達する方 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
子宮頸がん | 21歳女性 | 問診、視診、内診、子宮頸部細胞診 |
乳がん | 41歳女性 | 問診、マンモグラフィ |
対象者には、無料クーポン券として個別がん検診の受診券が送付されます(5月中旬予定)。ただし、乳がん検診において、個別検診で実施されていない乳腺超音波(エコー)検査は、無料クーポン対象外です。集団検診を希望する場合には別途申し込みが必要です。
個別検診を実施している医療施設の一覧表は、受診券とともに送付されます。医療施設ごとに定員があるので、希望する医療施設がある方は早めに予約しましょう。受診条件や申し込み方法など、がん検診の詳細は四日市市サイトで確認してください。
なお、生活保護世帯の方、市民税非課税世帯の方等は、がん検診の費用が免除される場合があります。詳しくは自治体の担当課へご確認ください。
がんを始めとした病気予防のため、四日市市では次のような取り組みを行っています。
・B型・C型肝炎ウイルス検査 慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。対象は今までに市の肝炎ウイルス検査を受診したことがない方。検査方法は血液検査(HBs抗原検査、HCV抗体検査)。費用は無料。市の保健所や指定医療機関にて受診できる。
・さわやか歯科検診(歯周病検診) 初期に自覚症状が出にくいとされる歯周病を早期発見し、早期治療につなげるために歯周病検診を実施。対象は20~70歳の10歳刻み年齢の市民。検査内容は、むし歯・歯周病の診査。費用は500円(四日市市国民健康保険の加入者などは無料)。検診後に治療を希望する場合は別途治療費がかかる。
厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。四日市市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。
・胃がん:胃がんリスク検査(ABC検査/ピロリ菌抗体検査およびペプシノゲン検査) ・大腸がん:大腸内視鏡検査(大腸カメラ) ・前立腺がん:PSA検査 ・骨粗しょう症:骨密度検査
会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。
四日市市では、四日市市国民健康保険被保険者を対象に、脳ドックの費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。
【脳ドックの助成対象者】 四日市市国民健康保険の被保険者のうち、保険料を滞納していない世帯の方 ※後期高齢者医療制度被保険者の方は対象外
【脳ドックの補助額】 上限1万円(検査料の一部補助)
脳ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・必ず脳ドック受診前に申請すること ・脳ドックの検査項目にMRI検査を含んでいること など
基本的な脳ドックの費用相場は3~5万円程度のため、補助金を利用することで、比較的安価に脳ドックを受診することが可能です。四日市市では、脳ドックの補助金交付について医療施設の指定はないため、MRI検査を含む脳ドックであれば、市外や県外の医療施設でも補助されます。
脳ドックの補助金交付申請について、詳細は四日市市サイトで確認してください。
日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。このうち、四日市市内の機能評価認定施設は3施設あります(2023年10月現在)。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。