受診者体験談

父と母ががんに罹患し自身も病気が判明。人間ドックの大切さ痛感

えりさん(42歳)
自営業/医療・福祉・介護/未婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

筋トレ・自転車運動・登山をそれぞれ週1回を行い、家族性で高くなっていたコレステロール値が安定しました!

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • 近親者ががん等にりかんしたから

人間ドックを受けようと思った理由

家族ががんに罹患し、教訓として定期的にがん検診を受けるよう言われたため、数年前から定期的に人間ドックやがん検診を受けています。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

人間ドックは2016年から毎年受けています。受診のきっかけは先述のとおり、父が膵臓がんで亡くなる前に、PET検査を受けなかったことを悔いており、家族には「健診(健診)を毎年受けるように」と言っていたことです。また、母も定期的に受診しているがん検診で初期のがんを発見しているため、早めに見つけられるよう、定期的に人間ドックを受けるようにしています。

編集部より

がんは、おもに遺伝子の変化が原因となって起こる病気ですが、遺伝子の変化には「後天的要因」と「先天的要因」があります。たとえ、がんの発症に関わる遺伝子の変化を受け継いでいたとしても、必ずがんになると決まったわけではありませんが、えりさんのように、定期的な人間ドックやがん検診で、早期発見・早期治療につなげることが大切です。

家族にがん罹患者が多くて不安という方のために、下記記事では、がんと遺伝の関わりについて、詳しく紹介しています。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査では、局所麻酔がどこまで効いてくれるか不安でした。私の場合、局所麻酔では意識がはっきりしており、痛みが出てしまい、苦しく感じました。次回は寝ている間に終わるよう、鎮静剤を使用してもらおうと思いました。

編集部より

えりさんがおっしゃる局所麻酔とは、鼻や喉などへの局所的な麻酔(表面麻酔)のことと思われます。表面麻酔は薬剤に触れた部分だけ一時的に感覚を麻痺させるため、眠ったような状態になる鎮静剤とは異なり意識ははっきりしたまま検査を受けます。痛みなどが不安な場合は鎮静剤の使用も選択肢に上がりますが、使用にはメリット・デメリットもあるので、事前に確認しておけるといいですね。表面麻酔と鎮静剤の違いは下記記事でも解説していますので、気になる方はご覧ください。

気になる判定結果は…

今回の人間ドックでは、一度よくなっていた膀胱炎の再発が発覚しました。何度も再発を繰り返していると相談したところ、問診の先生がとても親身に対応してくださり、健診の結果を踏まえた上で、大きな病院を受診するための紹介状を書いてくださいました。受診の結果、とくになにもありませんでしたが、こんなに丁寧に対応していただけるとは思っていなかったので、大変ありがたかったです。

編集部より

膀胱炎など泌尿器の炎症は、尿検査の尿蛋白・尿潜血・尿沈渣などの検査項目で指摘されることがあります。尿検査でわかる病気や兆候を知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 乳房
  • 胃・食道
  • 膵臓
  • 大腸
  • 子宮・卵巣
  • 全身(全身がん)

家族や近い親戚ががんで亡くなっているため、定期的に確認したいと思っています。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

私の家族は、がん検診で良性の病変と言われ、念のため経過をみてもらっていたところ、半年後にがんになっていました。しかし、だいぶ初期の状態で発見できたため部分的な手術のみで終わり、定期的に検査を受ける大切さを痛感しました。だからこそ、定期的に人間ドックを受けていると、安心感があります。

えりさんのお話に登場した人間ドックはこちら

本サイトの情報は、病気や予防医療への理解・知識を深めるためのものであり、特定の医学的見解を支持するものではありません。自覚症状のある方は、すみやかに診察を受けてください。また、本サイト上の情報に関して発生した損害等に関して、一切の責任を負いかねます。
タイトルとURLをコピーしました