受診者体験談

30代で悪性ポリープを経験し内視鏡検査の重要性を実感。若者ほど受診を勧めたい

yoshiさん(40歳)
会社員/建築・土木技術職/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

健康診断で医師から改善を指導されたため、運動や睡眠、飲酒量に気をつけています

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった

人間ドックを受けようと思った理由

最近、父が定期的に検査を受けていたにも関わらず、がんが身体のいろいろなところに転移した状態で見つかりました。このことから、カメラによる検査の重要性を感じ、人間ドックを受けようと思いました。

編集部より

一般的に、内視鏡(カメラ)による検査は、胃や大腸の様子を直接観察できるため、がん検診で実施される胃X線(バリウム)検査や便潜血検査などの検査方法よりもがんの診断精度が高いとされています。これらは人間ドックのほか、会社の健康診断でもオプションとして用意されている場合がありますので、気になる方は調べてみてください。胃内視鏡(胃カメラ)検査、大腸内視鏡(大腸カメラ)検査の詳細は下記記事で解説しています。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査
  • 大腸内視鏡(大腸カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

大腸内視鏡(大腸カメラ)検査は、前回受けた人間ドックで1年後に再検査となっているため、今回も受診しました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

5年ほど前に血便が出て悪性の大腸ポリープが見つかり、治療を受けました。その際、鎮静剤により眠った状態で大腸内視鏡(大腸カメラ)を受けられたので、人間ドックでも同じように鎮静剤を使って検査を受けられることを条件に受診先を探しました。

今回も眠った状態で検査を受けられたので、何も覚えていません。気づいたらリクライニングチェアに座っていました。

気になる判定結果は…

飲酒量をコントロールしたことにより、かなり改善がみられましたが、小さなポリープがあるので来年も大腸カメラによる再検査が必要となりました。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 全身(全身がん)

父ががんになり、妻も子宮頸がんの一歩手前の状態との結果を受けたことから、非常にがんを身近に感じるようになりました。子どものためにも長く健康でいたいので、いずれ全身を調べたいです。

編集部より

奥様の「子宮頸がんの一歩手前の状態」とは、前がん病変(異形成)が見つかったのではないかと推察します。前がん病変の段階にもよりますが、軽度な異形成(CIN1)の場合は自然に消失することもあります。それ以降の段階に進んでいたとしても、発見が早いほど、身体への影響が少ない治療を選ぶことができ、子宮を温存できる可能性も高くなります。詳しくは下記記事で解説しています。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

父のがんや自身の大腸ポリープの経験から、自分はがん家系なのではないかと考えています。だからこそ、がんがあっても早期発見できる可能性が高くなるよう、人間ドックを受けています。がんなどの病気にかかった場合、若い世代のほうが進行が早いと言われているので、若い人こそ毎年人間ドックを受けるべきだと思います。

yoshiさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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