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症状から病気を知る&検査を探す

むくみ

むくみのメカニズム

むくみとは、身体の水分量と塩分量が増えている状態のことです。全身に起きるむくみと、局所的に起きるむくみがあり、それぞれ原因が異なります。全身に起きるむくみは心臓や肝臓、腎臓の異常が考えられます。また、女性の中には月経前にむくみが起きることもあります。

局所的なむくみは静脈やリンパ節の流れが悪くなっているか、炎症やアレルギーが起きている状態をさします。長時間立っているときや、横になっている場合なども局所的にむくみを引き起こします。ホルモン剤やステロイドなどの薬剤の使用によりむくみが生じることもあります。

むくみが発生する場所によっては、病気のサインということもあるので、定期的に自分の身体をチェックするようにしましょう。また、身体を触ってむくみの有無について確認します。

むくみが続く場合の病気

肥満症、高血圧、腎不全、ネフロゼー症候群、糖尿病性腎症、慢性甲状腺炎、肝硬変、心不全、貧血など

むくみが続き場合、原因究明のための検査

むくみが続く場合は以下の検査を行います。

血液検査

肝臓や腎臓の働きを検査するために血液検査をおこないます。また、動脈硬化の有無を調べるために中性脂肪やLDL・HDLコレステロールも調べます。
「中性脂肪(TG、トリグリセリド)」についてもっと詳しくみる→
「LDLコレステロール」についてもっと詳しくみる→
「HDLコレステロール」についてもっと詳しくみる→

安静時心電図検査

高血圧が原因で心臓に負担をかけている場合は、心臓の波形に異常が出ます。
「安静時心電図検査」についてもっと詳しくみる→

尿検査

腎臓の機能を検査するため、尿検査をおこないます。尿糖や尿タンパク、血尿の有無を調べます。

胃内視鏡検査(胃カメラ検査)

胃粘膜で出血が起きていると、貧血が出ることがあります。そこで、胃カメラで胃粘膜を観察します。
「胃内視鏡検査(胃カメラ検査)」についてもっと詳しくみる→

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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