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この検査は何のための検査?

骨盤MRI検査

骨盤MRI検査とは?

MRIは、磁気と電波の働きを利用して、身体の内部の断面図を画像化する検査です。骨盤MRI検査で、子宮や卵巣などの婦人科系の病気の診断などを行います。

骨盤MRI検査の目的

骨盤MRI検査は、子宮や卵巣の病気の診断や状態を詳しく知るのに役立つ検査です。骨盤MRI検査では、超音波検査と比較して、コントラストの鮮明な画像が得られます。骨盤まわりにある、子宮や卵巣などのがんや筋腫などを調べる目的で行われます。

骨盤MRI検査で見つけられる病気

骨盤MRI検査をすることは、次のような婦人科の病気の診断に役立ちます。
●子宮体がん
●子宮頸がん
●子宮筋腫
●卵巣がん

骨盤MRIの検査結果の見方

骨盤MRI検査は、照射する電磁波の条件を変更することで、色彩の異なる画像を得ることができます。骨盤MRIの検査結果は医師より説明がされますが、以下のような所見がみられる場合は、異常である可能性があります。
●形の不明瞭な腫瘤がある
●出血を示す画像所見がある

骨盤MRI検査の長所/短所

MRI検査は、放射線検査ように被ばくの問題がなく、鮮明な画像を得ることができます。ただし、検査時間は30分ほどかかり、検査中は大きな音がします。閉所恐怖症や安静が保てない場合は、検査を行うことが難しくなります。

また、MRI検査はペースメーカの誤作動の可能性があるので、ペースメーカの埋め込みをしている人は受けることができません(MRI対応のペースメーカは可)。

骨盤MRI検査の流れ

1. 検査着に着替え、アクセサリーや時計など金属製の装飾品を外す。
2. 筒状の装置に横たわる。
3. (検査中は大きな音が発生し、台が自動で動く)
4. 検査が終了したら、台から降りて衣類を着る。

この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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