受診者体験談

バリウム→胃カメラに。変更の決め手はポリープ切除できるから

hideさん(56歳)
自営業/技能工・設備・交通・運輸/既婚・子どもあり

今これが不安なんです

お腹の脂肪が気になりサプリを飲み始めました

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • ライフイベント(子どもが生まれたから、○歳になったから等)

人間ドックを受けようと思った理由

初めて人間ドックを受けたのは10年以上前です。当時、とくに悪いところや気になる症状があったわけではないのですが、40歳を過ぎていたので気づかないうちに悪いところがあるかもしれないと思い、一度人間ドックで調べてみようと受診しました。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃X線(バリウム)検査→胃内視鏡(胃カメラ)検査に変更

そのプランや検査を選んだ理由

申し込んだプランは胃X線(バリウム)検査が標準検査でしたが、10年ほど前の人間ドック受診時に鼻から入れる胃内視鏡(胃カメラ)検査を経験していたので、今回も経鼻内視鏡検査に変更してもらいました。

胃カメラであれば、もしポリープなどが見つかった場合に切除などの処置ができると聞いていたことも、胃カメラを希望した理由です。

編集部より

経鼻内視鏡検査は、口から入れる経口内視鏡検査より若干細いチューブを使用します。そのため先端につける器具のサイズに制限がある関係で、細胞の採取はできても治療(ポリープ切除など)まで行っている医療施設はまだ多くはありません*1。なお、経口内視鏡はポリープ切除までできる場合が多いです。病変が見つかったときにどこまで処置が可能か、事前に受診先に問い合わせておくとよいかもしれません。経鼻・経口内視鏡の違いについては下記記事でお読みいただけます。

*1.日本消化器内視鏡学会 経口内視鏡と経鼻内視鏡の違いは何ですか? https://www.jges.net/citizen/faq/general_03

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

鼻に噴射するタイプの表面麻酔を受けたので、痛みや苦痛はほとんど感じなかったです。ただし、検査後は麻酔の影響が残っているということで、1時間ほどは食事ができませんでした。

気になる判定結果は…

指導区分では、腹部超音波(エコー)検査の項目で肝嚢胞と軽度脂肪肝を指摘され「要経過観察」となりました。

また、胃カメラでは食道裂孔ヘルニアと逆流性食道炎の所見があり、血液検査ではnon-HDLコレステロールが基準値を若干超えていましたが、これらは「日常生活に支障なし」という区分でした。

指摘を受けたことに関してどれも自覚症状はないので、次回の人間ドックまで様子を見ようと思います。ただ、お腹の脂肪は以前から気になっており、またコレステロール値も基準範囲外だったことからサプリを飲み始めました。次の人間ドックまで1年ほど続けてみて、どんな結果になるかを確認するつもりです。

編集部より

世の中には健康をサポートすると謳ったサプリメントや商品がたくさんありますが、利用には注意点などもあります。できれば利用の前に主治医などに相談できるとより安心ですね。お腹まわりのサイズが気になる方は、下記記事もどうぞ。男女別・腹囲のサイズダウン方法からトクホ商品との付き合い方などを紹介しています。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 大腸
  • 全身(全身がん)

脳梗塞など、脳の病気についてよく耳にするので、いずれ脳ドックを受けてみたいと考えています。

編集部より

日本人の死因の上位にある脳血管疾患のリスクは、年齢を重ねるとともに高まります。50歳代以上の方は、加齢によって起こり、進行すると脳卒中や認知症につながりやすいとされる「大脳白質病変」のチェックも兼ねて、定期的に脳ドックを受診するとよさそうです。脳ドックの受診適齢期や頻度についてもっと知りたい方は、下記記事をご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

定期的に受診していれば、検査結果の数値の変化から自分の状態を把握できます。今後も定期的に受診し、悪いところを早期発見し、早期の治療につなげたいと思います。

hideさんのお話に登場した人間ドックはこちら

本サイトの情報は、病気や予防医療への理解・知識を深めるためのものであり、特定の医学的見解を支持するものではありません。自覚症状のある方は、すみやかに診察を受けてください。また、本サイト上の情報に関して発生した損害等に関して、一切の責任を負いかねます。
タイトルとURLをコピーしました