茨城県取手市井野268
茨城県水戸市内原2-1 イオンモール水戸内原1F
茨城県水戸市六反田町1136-1
茨城県水戸市赤塚1-1赤坂駅北口地区「ミオス」内
茨城県つくば市高崎1008番地
茨城県つくば市天久保2-1-16
茨城県水戸市青柳町4028
茨城県水戸市白梅3-4-8
茨城県東本町2-9-2
茨城県大字結城10745-24
茨城県水戸市見川町字丹下一の牧2131-143
茨城県水戸市赤塚1丁目197-1
茨城県茨城県ひたちなか市馬渡541-1
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ひたちなか市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、ひたちなか市独自の取り組みです。
種類 | 検査項目 | 対象者 | 受診間隔 | 費用 |
---|---|---|---|---|
胃がん | 1)胃部X線(バリウム)検査2)胃内視鏡(胃カメラ)検査※のどちらか一方※検査時に、感染症予防のための検査が必要な場合は、別途自己負担あり(1,000円) | 40歳以上 | 年1回 | 1)2)いずれも集団:1,700円個別:4,700円 |
子宮頸がん | 内診、子宮頸部細胞診※医師が必要と認めた場合、子宮体部細胞診も実施 | 20歳以上女性 | 年1回 | 個別のみ:2,400円子宮体部細胞診は+1,500円 |
肺がん | 1)胸部X線(レントゲン)検査2)喀痰検査※喀痰検査は、胸部X線(レントゲン)を受けた方で、50歳以上の必要な方のみ | 40歳以上 | 年1回 | 1)集団・個別40~64歳:500円65歳以上:無料2)集団・個別50~74歳:1,000円 |
乳がん | 1)乳腺超音波(エコー)検査、視触診2)マンモグラフィ(2方向撮影)3)マンモグラフィ(1方向撮影) | 1)30代女性、41~65歳の奇数年齢女性2)40~48歳の偶数年齢女性3)50歳以上の偶数年齢女性 | 年1回※66歳以上は2年に1回 | 1)個別:1,900円2)集団:1,700円3)集団:1,100円 |
大腸がん | 便潜血検査(2日法) | 40~74歳 | 年1回 | 集団・個別:500円 |
前立腺がん | PSA検査(血液検査) | 50歳以上男性 | 年1回 | 集団:700円 |
ひたちなか市のがん検診は、基本的には厚生労働省の指針に沿っています。ひたちなか市独自のがん検診として、前立腺がん検診を実施しています。また、胃がん検診の胃内視鏡(胃カメラ)検査は、指針では50歳以上対象かつ受診間隔は2年に1回ですが、ひたちなか市では40歳以上を対象に、受診間隔は年1回に設定されています。子宮がん検診についても、受診間隔は指針よりも短く、年1回受診することができ、さらに必要な方へ子宮体部細胞診も実施しています。乳がん検診は指針より若い年齢から受診することができ、30代と41~65歳奇数年齢の女性を対象とした検査で、乳腺超音波(エコー)検査を実施していることも特徴です。
ひたちなか市では下記対象者にがん検診の無料クーポンが支給されます。
種類 | 対象者※年齢は当該年度4月1日時点で判定 | 無料になる検査項目 |
---|---|---|
子宮頸がん | 20・25・30・35・40歳女性 | 内診、子宮頸部細胞診 |
乳がん | 40歳女性 | マンモグラフィ |
大腸がん | 40・60歳の方 | 便潜血検査(2日法) |
無料クーポン券は、6月末に対象の方に郵送されます。無料クーポンを使用できる医療機関など、詳細はひたちなか市サイトや同封の案内で確認してください。
がんを始めとした病気予防のため、ひたちなか市では次のような取り組みを行っています。
・肝炎ウイルス検診 慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発症リスクとなる肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的として、B型およびC型肝炎ウイルス検査を実施。対象は40歳以上の市民で、過去に肝炎ウイルス検診を受診したことがない方。検査方法は血液検査(HBs抗原検査、HCV抗体検査)。集団検診にて費用は1,000円(後期高齢者医療被保険者は3割負担1,000円、2割負担600円、1割負担300円)。年度内に40歳となる方には、6月に「肝炎ウイルス検診無料受診券」が送付される。
・骨粗しょう症検診 骨粗鬆症(骨粗しょう症)により骨折して寝たきりになるのを防ぐために、骨密度検査を実施。対象は40~70歳の5歳刻み年齢の女性市民。超音波(エコー)による右足の踵(かかと)の骨密度検査。集団検診にて費用は700円(後期高齢者医療被保険者は3割負担700円、2割負担400円、1割負担200円)。
・ヤング健診 職場や学校等で受診機会のない18~39歳の市民を対象にした健康診査。検査内容は、問診、身体計測、血圧測定、血液検査(脂質・肝機能・血糖・貧血・腎機能)、尿検査(蛋白・糖)、保健相談。集団健診にて費用は1,800円。
・歯周病検診(国民健康保険) 虫歯や歯周病の早期発見によって早期治療につなげるための歯周病検診(4,400円相当の検診内容)。対象は40歳・50歳・60歳・70歳のひたちなか市国民健康保険加入者。市内の検診実施歯科医療機関にて費用は無料。
厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。ひたちなか市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。
・胃がん:胃がんリスク検査(ABC検査/ピロリ菌抗体検査およびペプシノゲン検査) ・大腸がん:大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。
2024年1月現在、ひたちなか市では、ひたちなか市国民健康保険および後期高齢者医療制度の被保険者を対象に、人間ドック・脳ドックの費用が一部助成されます。助成内容は下記の通りです。
【人間ドック・脳ドックの助成対象者】 ・35歳以上のひたちなか市国民健康保険の被保険者(人間ドック等の受診日当日も加入していること) ・後期高齢者医療制度の被保険者 ※いずれも国民健康保険税・後期高齢者医療保険料を完納していること
【人間ドック・脳ドックの助成金額】 かかった費用(税抜)の半額
かかる費用の目安は人間ドック3~5万円程度、脳ドック2~4万円程度で、医療機関によって異なります。なお、オプション検査は全額自己負担です。
人間ドック・脳ドックの助成対象となるには、いくつかの条件があります。 ・助成は年度内に人間ドックまたは脳ドックのいずれか1回のみ ・特定健診・後期高齢者健診と人間ドックは重複受診不可(脳ドックは可) ・妊娠中の方は受診不可 など
受診までの流れ、申請方法、健診機関と検査項目、費用、その他の受診条件など、詳細はひたちなか市サイトで確認してください。
人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。2024年1月現在、ひたちなか市に人間ドック機能評価認定施設はありませんが、隣接する水戸市に1施設、茨城県全体では5施設あります。
マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。