胃がんは早い段階で症状を自覚することが少なく、また、かなり進行していたとしても無症状の場合があります。検査しなければ、確定診断はできません。ヘリコバクター・ピロリに感染している人、喫煙や塩分が多い食生活などを送っている方は胃がんの発生リスクを高めると評価されていますので、30代でも気になる方は定期的に検査を受けましょう。
主な胃がん検査にはバリウム検査、胃内視鏡(胃カメラ)検査があります。その他にもCT検査、PET検査等があり。検査方法によって費用が異なりますのでプランを選ぶ際にはご確認ください。
生活習慣で気になることがある人は受診しましょう。
胃がん検診で見つかる病気は胃がんだけではありません。バリウム検査や胃内視鏡(胃カメラ)検査を行うことでいろいろ見ることができます。
胃がん検診で見つかる病気:胃がん、胃・十二指腸の炎症、潰瘍、ポリープ
「胃X線検査(バリウム)」「内視鏡検査」「ペプシノゲン検査」「ヘリコバクターピロリ抗体検査」等があります。
胃がんの検診は、厚生労働省では40歳から検診を受けていただくことが推奨されています。具体的な検査項目は胃X線検査、内視鏡検査、ペプシノゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査等があります。自覚症状がない場合などは面倒に感じるかもしれませんが、自身の健康のためにも必ず受診するようにしましょう。
一口に胃がんと言っても、発見段階によって生存率は大きくことなります。早期に発見されれば約98%の人は5年間生存することが出来ますが、末期だとその確率は6%程まで低下することがわかっています。胃がんもそうですが、がんや命に関わる疾患は「早期発見・早期治療」が原則です。自覚症状がなく、健康と思っている状態でも、定期的に検診を受け、早期発見・早期治療に努めることが大切です。
出典:人口動態統計によるがん死亡データ(1958年~2014年)より
出典:がん情報サービス(国立がん研究センター がん対策情報センター)
胃内視鏡(胃カメラ)検査プランの相場は1万5千~2万円。