2016.11.14

もう続かないなんて言わせない! 今すぐ始めたくなる運動アプリ3選

アプリで自分に合った運動を

sporty people  practicing with weights, high intensity trainingテクノロジーの進化により、ウェブサービスやウェアラブル端末での健康管理などが注目されている。今回は、「健康のためにも運動をしなくては」「カッコいい身体になりたい!」とは思うものの、ジムに通う時間がない、だからといってセルフトレーニングは何をしたらいいかわからないという現状を打開する、手軽で便利なアプリを紹介する。1日3分でOKなもの、自分に合った運動プログラムを提案してくれるもの、毎日少しずつ運動量を増やしていき目標を達成するものなど、特徴もさまざま。これを機に、運動を始めてみよう。

1日わずか3分間のトレーニングで理想の身体に近づく! 『3分フィットネス』(※1)

セット数、レベル、部位を設定すると、それに合わせたプログラムが自動で組まれ、画面の説明と音声に合わせてエクササイズを行うアプリだ。
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セット数は、1から10セットまで、レベルはeasy、normal、hard、very hardの4段階、部位は上半身、下半身、全身を選ぶことができる。
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実際に行うトレーニングがイラストで説明されるのでわかりやすい。右上に表示されるトレーニング時間を目標に運動する。ひとつのトレーニングが終わると、次の動きに入る前に必ず休憩が入り、その間に次トレーニングの説明を読むという流れだ。

トレーニング中には「残り15秒!」、休憩中には「次のトレーニングまで残り3秒!」など、音声のインストラクターからの掛け声があるので、モチベーションを保つことができる。トレーニング時間は、だいたい3分。休憩時間を入れても1日5分程度。これなら忙しい人でも続けられそうだ。

「腹筋カウンター」でたるんだお腹を引き締める! 『Runtastic Sit Ups 腹筋カウンターでお腹痩せワークアウト』(※2)

自分の身長と体重に合わせた腹筋トレーニングができるアプリ。少ない回数から始め、徐々に回数が増えていくプログラムとなっている。
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まずは、レベル1からスタート。腹筋の回数は、デバイスの加速度センサーでカウントできる。両手でスマートフォンを持ちながら腹筋をすると、自動でカウントされていく。
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右上に並ぶ数字が、その日に行う腹筋回数。2回して休憩、3回して休憩後にまた3回…と続ける。
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今後のトレーニングプランを見ることができる。鍛えられていく筋肉に合わせた腹筋トレーニングプログラムとなっているため、無理なく続けられる。

今日は短いけど明日は長く、選んでエクササイズ! 『Sworkit パーソナルトレーナー』(※3)

継続して運動をしたい人、休日はいつもより長めに身体を動かしたい人におすすめのアプリ。軽いストレッチからハードなトレーニングまで、希望に沿ったプログラムが選択できる。
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トレーニングは「強」「カーディオ」「ヨガ」「ストレッチング」の4種類から選択可能。「強」はパワーアップ系のトレーニング、「カーディオ」はおもに有酸素運動のこと。今回は「ストレッチング」の画面を紹介しよう。
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ストレッチの種類を選ぶと、次に運動を行う時間を設定する。5~60分まで5分刻みで設定できる。

トレーニングは動画で動きの説明をしてくれるため、初心者にもわかりやすいのが特徴だ。
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最後に消費カロリーが表示されて終了となる。「どのような運動をどれだけするか」をカスタマイズできるのがこのアプリの魅力。忙しくても、5分だけなど、すきま時間を活用して身体を動かせる。

どのアプリも「忙しいから運動が続かない」とは言えなくなるほど、短い時間で目的にあったトレーニングができるようになっている。加えて音声による掛け声や結果のグラフ化など、楽しく続けられる機能も備わっている。ぜひ試して欲しい。

※1 『3分フィットネス –無料でエクササイズ-』(iPhone)、『3分フィットネス 【無料でエクササイズ】』(Android)
※2 『Runtastic Sit Ups 腹筋カウンターでお腹痩せワークアウト』(iPhone)、『Runtastic Sit-Ups 腹筋回数カウントアプリ』(Android)
※3 『Sworkit パーソナルトレーナー』(iPhone、Android)

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)

Colorda編集部