「いつまでも若々しく、健康でありたい」という願い。
実は昨今、アンチエイジング研究が進み、
その願いを叶える夢のようなメソッドが続々と明らかになってきている。
働き盛り、忙しい毎日を過ごしている人にこそ知ってほしい、
食べて健康に、そして若々しさを保つ、
そんな魅惑のアンチエイジング食材を紹介する。

2016.4.21

1日1個のリンゴで医者いらず! リンゴはアンチエイジング食材だった

日本で85品種も育てられているリンゴ

Three fresh red apples with drops isolated on white
リンゴはバラ科の落葉樹の果実で、古くは紀元前6000年からトルコで栽培されていたことが記載されている。日本で最初のリンゴは中国から持ち込まれたが、ヨーロッパから西洋リンゴが持ち込まれた後は、西洋リンゴの栽培が一般的となっている。現在では青森、長野などのリンゴの産地で年間65万トン以上のリンゴが栽培されているほどで、日本人に馴染みの深い果物だ。

品種も甘みの強い品種から酸味の強い品種など様々で、「ふじ」「王林」「紅玉」「津軽」「千秋」「シナノスイート」などの85品種が農林水産省に登録・維持されている。

栄養価が高く、健康維持・改善に

このように食用の果実として世界中で愛食されてきたリンゴだが、食物の消化、吸収、燃焼を助けるカリウム、ペクチン、リンゴ酸やビタミンなどの栄養価が高いのが特徴だ。

また色素や香り、アクなどの成分から発見された化学物質で、抗酸化力、免疫力のアップなどの効果が期待されている、ポリフェノールなどのフィトケミカルの含有量も高い。

「1日1個のリンゴで医者いらず」とウェールズ地方の古いことわざにも既にその健康効果が謳われているが、研究が進んでいる今、その裏付けがされている。リンゴは、名実ともにアンチエイジング食品と言っていいだろう。


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Colorda編集部