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この検査は何のための検査?

白血球

白血球とは?

白血球は血液中に含まれる成分のひとつで、細菌やウイルス、真菌などの病原体や異物から身体を守る免疫にかかわる働きをしています。白血球には、顆粒球(かりゅうきゅう)・単球・リンパ球などの種類があります。白血球の数は、血液検査で調べることができます。

白血球を調べる目的

白血球は、身体の中に侵入してきた異物を排除する働きがあります。白血球の数値に異常がある場合には、身体のどこかで感染症や炎症などの異変が起きている可能性があります。

白血球の血液検査で見つけられる病気

血液検査で白血球の数を調べることは、次のような病気の診断に役立ちます。

・細菌やウイルスによる感染症
・炎症、腫瘍
・薬の副作用(薬物アレルギー)
・血液の病気(白血病、再生不良性貧血など)
など

白血球の数値が低い場合は、ウイルスによる感染症、薬の副作用、再生不良性貧血などが疑われます。また、白血球の数値が高い場合は、細菌による感染症、炎症、腫瘍、白血病などの病気が疑われます。

白血球の血液検査の見方

白血球の判定区分は下記の通りです。
白血球の判定区分は
検査結果が「要再検査」「要精密検査」などとなった場合は、なるべく早く受診しましょう。

白血球の注意事項

白血球の数値に異常があっても、必ずしも重大な病気が見つかるとは限りません。白血球は喫煙、ストレス、検査の時間帯、個人の体質などによっても数値が変化します。

白血球の数値に異常があった場合、どの白血球に問題があるのか、赤血球や血小板などほかの血球に異常はないかなどを調べます。

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この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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