お酒はほどほどに
適量のお酒は、長寿の秘訣と言われている。たとえばビール。ビールのアルコール濃度は5%前後、中ジョッキをアルコール量に換算すると約25グラムだ。この程度のアルコール量の摂取は、心臓病の発症を低く抑えることがわかっている。
しかし、ついつい飲み過ぎると二日酔いになり、朝起きるのがつらい…身体がだるくて仕事に集中できない…など、生活に支障をきたす。そんな二日酔いを、飲みながら予防するおつまみが、キムチだ。
キムチに含まれるナイアシンが二日酔い予防に効く
キムチに含まれているナイアシンにはアルコールを分解し、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドを分解する作用があり、悪酔いを防止する効果がある。
ナイアシンはニコチン酸とニコチン酸アミド(NAD)の総称で、ビタミンB3とも呼ばれている。細胞内のNADは長寿遺伝子であるサーチュインを活性化し、老化を抑制する内因子としても知られており、ナイアシンはアンチエイジングでは重要な役割を果たしているのだ。さらにナイアシンには脂質代謝を促進する効果もあるので、お酒のおつまみに脂っこいメニューを注文するときには理想的な食べ合わせと言える。
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