受診者体験談

身内ががんや糖尿病に。不安解消のために30代から人間ドック

おもちさん(31歳)
フリーランス/Web・インターネット・ゲーム/既婚・子どもなし

健康のために取り組み中!

30分以上のエアロバイク運動を週3〜4日、食事を抜かない、最低8時間の睡眠を心がけたら、冷え性や低血圧などの不調が改善

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
きっかけ
  • 家族や知人にすすめられて

人間ドックを受けようと思った理由

両親や祖父母が、糖尿病・高血圧・がん・脳梗塞とさまざまな病気を発症しており、将来自分もなんらかの病気にかかる確率が高いのではないかと漠然とした不安を抱えていました。そんなとき、年齢が近い仕事仲間から「若くても年に1回は人間ドックを受けたほうがいい」とすすめられたことが後押しとなって、受診を決めました。

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
含まれていた検査
  • 乳腺超音波(乳腺エコー)検査
  • 子宮頸部細胞診

そのプランや検査を選んだ理由

親族に婦人科系の病気にかかった人が多く、自分も婦人科系疾患の発症リスクが高いのではないかと不安があったため、レディースドックを受けました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

子宮頸部細胞診が自己採取だったので、痛みなどへの不安はありました。採取キットのスポンジが想像していたより固く緊張しましたが、実際にトライしてみると、とくに痛みもなく軽い違和感程度ですみました。結果も異常なしだったので安心しました。

編集部より

子宮頸がんの検査は、国の指針では20歳以上の女性を対象に2年に1回の受診が推奨されています。この検査で子宮頸がん罹患率減少効果を認められている検体の採取方法は、原則、医師採取のみです*1。自己採取の場合、正しい検査結果にならないこともあると知っておきたいですね。子宮頸がん検診については下記記事でも解説しています。

*1.厚生労働省 第32回 がん検診のあり方に関する検討会 資料3-1「有効性評価に基づく子宮頸がん検診ガイドライン更新版について」https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/000754484.pdf

気になる判定結果は…

判定はほとんどの項目でAまたはBで、再検査はありませんでした。ただ、血液検査のRF(リウマトイド因子)の値が毎回経過観察になります。母親も同じようにリウマチの気があるので、今後どうなるかと不安を抱いています。

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 胃・食道
  • 大腸
  • 子宮・卵巣
  • 全身(全身がん)

30歳を過ぎてから、生理が重くなったり偏頭痛が増えたりするなど、身体の異常を感じることが増えているのが少し気になっています。また、糖尿病・高血圧・がん・脳梗塞など、大きな病気にかかった家族や親戚が多いのも気がかりです。

編集部より

血縁者に大きな病気をされている方が多い場合は、おもちさんのように30代のうちから定期的に身体の状態を観察しておくことはとても大切です。がんと遺伝について知りたい方は下記記事もご覧ください。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

人間ドックの大きなメリットは年に1回受診することで病気の早期発見につながることだと思いますが、私個人としては、この1年間の過ごし方が数値として可視化できることに楽しさを感じています。

費用として決して安くはないですが、現状の不安が解消でき、かつ1年の過ごし方の結果をデータとして確認できるなどさまざまなメリットがあると感じているので、定期的な受診がよいと思います。

おもちさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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