日々の食事が、これからの身体を作る。
外食が多く、栄養バランスが偏ったり不規則になりがちなビジネスマンでも、
簡単に取り入れられるアンチエイジングにてきめんな食事法を紹介する。

2016.6.2

外食でダイエットするなら、野菜から食べるべし!

野菜でお腹いっぱいにする作戦

Salad
食べ過ぎないように心がけていても、付き合いで断れないことがあるのが大人。そこで外食が多い人でも体重をしっかり管理するために、まず意識してほしいのが、食べる順番だ。いつだって野菜から食べることを心がけよう。

なぜ野菜から食べるのか? 答えは2つ。ひとつ目は単純に野菜はカロリーが少ないので、野菜で満腹になればカロリー制限が簡単に実践できるのだ。野菜には食物繊維やビタミン、ミネラルやフィトケミカルが豊富に含まれているが、これらの成分はエネルギー源にはならないである。身体に必要な成分がたっぷり含まれているにもかかわらず、低カロリー。まさにダイエットに理想的な食材だ。

食べる順番を間違えると、なくなる効能がある

ふたつ目に、野菜には食物繊維が多く含まれているからだ。これによりコレステロールや食品添加物、ダイオキシンなどの吸収阻害効果が期待できる。しかし、食物繊維は消化管から吸収されない。つまり、一旦吸収されてしまった血中のコレステロールを減らすことはできないのだ。野菜の吸収阻害の効能は、食べる順番を間違えるとほとんど意味をなさないのだ。健康のためにも、野菜を先に食べ、後から食べるもののコレステロールや食品添加物などをブロックしたい。

毎食120gの野菜を食べよう

それでは、どのくらいの量の野菜を摂取する必要があるのだろうか? 厚生労働省の推奨は1日350gの緑黄色野菜の摂取、毎食に換算すると約120gの緑黄色野菜を摂取する必要がある。さらに、果物は1日に200g、毎食換算で約70gの果物を摂取する必要がある。外食のときも、サラダを注文したり、野菜ジュースを飲んだりして、上手に摂取してほしい。

野菜はカロリーが少ないが、ドレッシングは高カロリーなので、ノンオイルドレッシングを選んだり、ドレッシングを控えめにかけたりすることも、上手なカロリー制限のコツである。


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Colorda編集部