2016.11.17

ナッツを食べる人ほど痩せているという事実!

ナッツで食欲抑制! 免疫力アップ!

Various nuts in woman hands  forming heart shape
米国でベストセラーになったジョエル・ファーマン医師の著書『スーパー免疫力』のなかでファーマン博士は免疫力を高めるために、ナッツを1日に28g食べるよう推奨している。ナッツは身体によい脂肪酸が含まれているだけでなく、栄養素が豊富で高脂肪なのに太りにくい食材であることが推奨の理由だと強調している。

また、これまで複数の疫学研究からナッツを食べる人ほど痩せている傾向があると報告されているが、その理由は、生ナッツには食欲を抑える効果があり、糖尿病の改善や減量に役に立っているためと主張している。実際に、食事療法中の人がナッツを少量食べることで満足感が得られ、おかげでくじけないで続けられ、体重を維持できるという研究結果も複数報告されている。

ナッツを食べるなら、生か軽く炒るべし

ただし、焦げ目がつくまで炒ったナッツは発がん性のアクリルアミドが発生し、タンパク質やカルシウム、鉄、セレンなどのミネラル成分の減少と、灰分の増加が起きる。そのため、ナッツは生で食べるか、ほんの軽く炒って野菜料理と一緒に食べるのがベストと、健康的な摂取法も推奨している。テレビの前に座ってレジャー目的でナッツを食べたり、ビールのおつまみに何袋も食べたりすることはカロリーや塩分の過剰摂取になるので控えるべきと警鐘を鳴らす。


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Colorda編集部