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2016.11.28

日中の食欲を抑えてくれる? 朝ごはんがもたらす効果

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朝食を食べることは健康に良いことはわかっていても、朝は忙しかったり、ダイエット中だと抜いてしまうことも。ダイエット中でも朝ごはんは食べた方が良いんです。きちんとポイントを抑えておくと嬉しい効果が期待できます。そんな豆知識や朝ごはんがもたらす効果をご紹介していきます。

朝からしっかり頑張りたいときは朝ごはんを大切に

一般的に食事は1日3食、決まった時間に摂ると良いと言われていますが、ついつい忙しくて省いてしまいがち。しかし、朝食をとらずに勉強や仕事をすると、集中力が途切れイライラし、作業が捗らなくなることはありませんか? これは、脳のエネルギーが不足していることが原因です。

朝食を食べないと、脳や神経系、腎臓などグルコースを栄養源とする器官へのエネルギー供給が低下。それによって、思考力、集中力、持続力の低下を招き、特に午前中の作業能力に影響を与えるのです。

忙しい朝でも朝食を食べた方が良い3つの理由

具体的に、朝食を食べるとどのようなメリットがあるのかご紹介していきます。

1.集中力がアップする

朝食を毎日食べる習慣がある人ほど「テストの正答率が高い」という調査データがあります。脳が活発に働く午前中に、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖を朝食で補うことによって、脳が活発に働き、やる気や集中力を高めることにつながるのです。

2.ダイエットにも効果的

ダイエットのために朝食を抜く人も多いと思いますが、朝タンパク質をとることで、実は日中の食欲が抑えられるのです。タンパク質をとると、胃で分泌される食欲刺激ホルモンが減り、腸から分泌される食欲抑制ホルモンが多くなることが明らかになっています。

3.幸福度や生活満足度が上がる

さらに、朝食をとる習慣は、幸福感や生活満足度にもつながるという研究結果があります。「幸せ度」を100点満点とした結果、毎日朝食を食べている人は67.9点と高く、週2日以下しか朝食を食べない人の「幸せ度」は59.0点と低めとなりました。

朝食を食べるという当たり前のことですが、そんな中にも幸せの秘訣があるのかもしれません。

文/Dr.note

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Colorda編集部