受診者体験談

父親が40代で胃を2/3切除、健保組合の補助利用し毎年胃カメラを受診

sattoさん(46歳)
団体職員/市場調査/既婚・子どもあり

健康のために取り組み中!

毎日3〜5km程度のウォーキング、週2〜3回のストレッチ&筋トレを継続中

初めて受けた人間ドックと受診を決めた理由は?

初めて受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
きっかけ
  • 会社からの要請・補助があった
  • 近親者ががん等にりかんしたから

人間ドックを受けようと思った理由

実父が42歳で胃がんを患いました。一命は取り留めたものの、胃の2/3を取り除く手術を行いました。

自分もがん家系であることを肝に銘じていたので、職場の健康保険組合の人間ドック助成対象条件である40歳を過ぎたら人間ドックを毎年受けること、その際に胃内視鏡(胃カメラ)検査を継続して受診していくことを決めていました。

編集部より

加入している健康保険組合によっては、人間ドックの補助・助成を行っていることがあります。国民健康保険に加入している方はお住まいの自治体が補助を実施していることがあるほか、民間の医療保険・生命保険に加入している方は保険会社による人間ドック割引があることも。詳細は下記記事で解説しています!

直近で受けた人間ドックはどうだった?

直近で受けた人間ドックのプラン(種類)
  • 人間ドック
含まれていた検査
  • 胃内視鏡(胃カメラ)検査

そのプランや検査を選んだ理由

まわりの同世代の人たちの多くが人間ドックを受診をしているので、ごく自然に受けようと思えました。また、健康保険組合から助成が出ることも後押しになりました。

実際に受けてどうだった? 受診後の感想

胃内視鏡(胃カメラ)検査は、経鼻内視鏡を選択しました。40歳以降、いくつかの医療施設で受診してきましたが、経鼻であれば鼻の奥の痛みは我慢できる範囲です。胃X線(バリウム)検査は検査自体もその後の下剤も苦手なので、今後も胃カメラを選択するつもりです。

気になる判定結果は…

胃内視鏡(胃カメラ)検査では、これまで同様、ポリープや潰瘍は見当たりませんでしたが、軽度の逆流性食道炎とその影響によるバレット食道の症状が見つかり、要観察となりました。暴飲暴食や過度なストレスを溜めないよう気をつけようと思いました。

その他、年齢相応の前立腺石灰化が見られましたが、血液検査には目立った数値はなく、全体としては「おおむね異常なし」との診断でした。

デスクワーカーで、40歳を過ぎたあたりから慢性的な腰痛や肩こりが治まらず、少しずつ身体を気遣うようになりました。現在、毎日延べ3〜5km程度のウォーキングのほか、自宅で週2〜3回程度を目標に簡単なストレッチや筋トレをしています。その甲斐あってか、ピーク時は8.0以上あった血液検査の尿酸値が6.8まで下がっていました。

編集部より

バレット食道は食道がんのリスク要因で、おもな原因は逆流性食道炎による炎症とされています*1。胃内視鏡(胃カメラ)検査では、胃だけでなく食道や十二指腸も観察できます。これは胃X線(バリウム)検査と比較した際のメリットのひとつでもあります。胃カメラかバリウムか迷う場合は、ぜひ下記記事をチェックして検討材料にしてみてください。

*1.国立がん研究センター プレスリリース「前がん病変での幹細胞の存在を明らかにしバレット食道からがんへの進行過程を解明」https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2016/0120/02.html

今後気になる箇所とその理由

調べてみたい箇所・気になる箇所
  • 大腸

脳ドックや大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を行った近親者等からのすすめがありました。50代を目前に控えた今、これらに興味があります。

人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ

毎年人間ドックを受診することは、普段気になる身体の不調を知る手がかりにつながります。また、食生活や運動などの生活習慣を見直すよい機会になると考えています。

sattoさんのお話に登場した人間ドックはこちら

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