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直近で受けた人間ドックはどうだった?
- レディースドック(人間ドック+婦人科検診)
- 胃X線(バリウム)検査
- マンモグラフィ
- 乳腺超音波(乳腺エコー)検査
- 子宮頸部細胞診
そのプランや検査を選んだ理由
今回は、55歳を越え、まだバリバリ仕事をしていますが、今後の自分の健康が気になり始めていたこともあって「自己負担で受けてもいいかな」と思い、初めて人間ドックを受診しました。これまでは会社の健康診断で十分だと思っていたのですが、なんとなく興味もあり同年代の友人、知人に聞いてみたところ、意外と人間ドックを受診している人が多かったことも、きっかけになっているかもしれません。上記の検査のほかに「胸部CT検査」も含まれているプランにしました。
実際に受けてどうだった? 受診後の感想
会社の健康診断では、婦人科や乳腺科の検査でいつも引っかかるため、今回は毎年2月の会社の健康診断をやめて人間ドックを受診しました。会社の健康診断より、とてもていねいに診ていただき、紹介状をいただきました。厳しめの診断基準なのかなと思いながらも、紹介状通り専門病院に行き、専門医に診ていただくことができました。婦人科と乳腺科については、経過観察となっています。これは自分でも想定内でした。
気になる判定結果は…
各検査項目でA〜Dのさまざまな判定結果が出ましたが、紹介状をいただいたのは、婦人科、乳腺科、そして呼吸器内科です。想定外だったのは、この呼吸器内科です。
これまでの健康診断では呼吸器内科の項目は何も引っかかったことはなかったですし、たばこも吸わないのに…と不思議に思いながら呼吸器内科に行き、胸部MRI検査をしてもらうと、腫瘍が見つかりました。そして、そのまま同じ病院内の呼吸器外科にて手術をすることになりました。幸いにも早期の段階で発見でき、人間ドックの大切さを実感しました。
軽い気持ちで受診しましたが、まさかの腫瘍が見つかり、手術までするとは思わなかったので、本当に驚いています。見つかったときはショックでしたが、産業医にアドバイスをもらえて、呼吸器内科・外科のよい先生方にも巡り合えたのでよかったです。
編集部より

今後気になる箇所とその理由
- 大腸
今回は大腸がんの検査を受診しなかったので、次回に受診したいと思います。
人間ドックについて思うところや受診を迷っている方へのメッセージ
人間ドックを受診しようとたまたま思い立って、本当によかったと思っています。今回、私が人間ドックで受けた肺の検査は胸部CT検査でしたが、「前縦隔(ぜんじゅうかく)腫瘍」と診断された腫瘍ができていたのは骨のうしろで、いつもの胸部X線(レントゲン)検査では撮影できない位置でした。
医師から、会社の健康診断で行われる胸部X線(レントゲン)検査では私の腫瘍は見つからなかったこと、撮影できるころには腫瘍が大きくなってしまっていることを聞き、ゾッとしました。腫瘍はまだ小さく、自覚症状もまったくなかったので、このまま会社の健康診断しか受けていなかったら、おそらく数年、十数年と気づかずに過ごしていたかもしれません。そう思うと、人間ドックは人生における自己投資のひとつかもしれません。本当にそう実感しています。
手術については、早期発見できたとはいえ、もともと自覚症状もなかったので、とても不安でしたが、最初に診断してくださった呼吸器内科の医師が「人間ドックを受けてよかったですね」と明るくおっしゃってくださり、その言葉に背中を押されました。呼吸器外科の医師も「小さい腫瘍なので大丈夫ですよ」とおっしゃってくださったので心強く、安心して手術を受けることができました。
今では人間ドックの大切さを実感しており、友人、知人に熱心に勧めているところです。私のこの経験が、人間ドック受診を迷っている誰かの背中を押せればいいなと思っています。
編集部より
