2018.10.31

乳がんが心配な女性は考えておきたい「がん保険」

40代以上はとくに要注意。女性のがん罹患数第1位の乳がん


国立がん研究センターの調査によると、2013年の女性のがんの罹患数第1位は乳がんだ(※1)。同じく女性特有のがんである子宮がんは第5位となっている。乳がんの罹患数を年代別に見ると、30代後半から罹患者数が増え始め、40代後半に急増、60代前半で最大のピークを迎える傾向がある。ただし、20代や30代などの若い世代でも発症するケースがあり、油断はできない(※2)。

早期発見がカギ! 乳がんの5年生存率は90%超え

女性の罹患数1位の乳がんだが、死亡者数で見ると第5位に順位が下がる(※3)。乳がんの5年生存率を見ても91.1%と高く、早期に発見できれば死亡リスクを抑えることができるがんだとわかる。

ちなみに5年生存率とは、がん研究センターのがん情報サービス「最新がん統計」では以下のように説明されている。
「あるがんと診断された場合に、治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標。あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割合が、日本人全体*で5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表します。100%に近いほど治療で生命を救えるがん、0%に近いほど治療で生命を救い難いがんであることを意味します。」(※4)

乳がんは乳腺にできる悪性腫瘍であり、放っておくと増殖して乳腺の外へ広がってしまう。血管やリンパ管を通ってさまざまな臓器へ転移することも考えられるが、早期発見によって早い段階で治療を始めれば、手術での摘出などにより的確に治療することが可能だ。

乳がんを早期発見するために、自分の手で触ってしこりの有無を確かめたり、鏡で陥没している部分がないかを確かめたりするセルフチェックを行おう。また、定期的に乳がん検診も受けてほしい。

乳がんの不安、治療費への不安に備えられる「がん保険」とは?

乳がんにかかると大なり小なり、費用面の負担がある。手術費や入院費、入院中の食費や差額ベッド代、通院治療の費用などがかかる。場合によっては、治療が長引く可能性もある。いつ、いくら、どの程度の期間に治療がかかるかわからない乳がんの治療費に備えるならば、がん保険がおすすめだ。

がん保険とは、がんに特化した医療保険で、入院、手術、通院にかかる費用を幅広くカバーできる。通常、医療保険の入院給付金は60日や120日など、支払限度日数が決められているが、がん保険は日数無制限で支払われるものもある。また、がん保険のなかには、がんと診断された時点で一時金が給付されるものもある。

女性特有のがんにかかったときに、保険金が上乗せされる女性向けがん保険もあり、たとえば、手術により乳房を切除した場合、乳房再建術にかかる費用を補ってくれる保険もある。乳房再建術とは、乳がんの切除により変形あるいは失われた乳房をできる限り取り戻すための手術だ(※5)。乳房再建術は、保険適用のものも適用外のものもあり、費用を気にせず望む治療を受けるためにも、保険の給付金が役立つ。乳がんの治療はいくらかかるのかについては、『万が一、乳がんにかかった場合、何日入院するの? 治療費はどのくらいかかるの?』で詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてほしい。

望む治療を受けるため、先進医療の選択の有無、術後のケアなどについても考慮したうえで、乳がんが心配ならがん保険も検討されることをおすすめする。

乳がんが不安な方へ。がん保険の相談はこちら>

■ 出典
※1 国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」 1.日本の最新がん統計まとめ ●2013年の罹患数(全国推計値)が多い部位は順に
※2 国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」 統計 がんに関する統計データのダウンロード 2. 罹患データ(全国推計値)「地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年〜2013年)」
※3 国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」 1.日本の最新がん統計まとめ ●2016年の死亡数が多い部位は順に
※4 国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」 4.生存率 1)がんと診断されてからの生存率 5年相対生存率
※5 国立がん研究センター「乳房再建術について」

※本記事は、特定の保険会社や保険商品について推奨するものではありません。


Colorda編集部
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