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2016.11.7

立冬(りっとう)に食べて身体の内側からケア りんごの美容効果とは?

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2016年の立冬(りっとう)は11月7日~21日。「立」という字には、「新しい季節になる」という意味があります。ですから立冬とは、冬の始まりの頃という意味で、立冬から立春の前日までが暦の上では「冬」。これからは太陽の力が日を追うごとに弱まってくるので、陽射しが徐々に弱まり朝夕は冷え込みはじめます。

冬の寒さに備え、冬仕度を始めるこの時期におすすめの食べ物は「りんご」。

りんごはマクロビオティックでは果物の中で一番バランスのよいエネルギーをもっているといわれ、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富。昔から「医者いらず」と呼ばれ、毎日少しずつ食べることで、自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消にも効果を発揮し、美肌効果もあるので体の内側から美しさを維持してくれます。

フルーツ界のお姫様 りんごの美容効果

  • 抗酸化物質が免疫システムを高め、病気の予防に役立つ
  • 抗酸化物質が肝細胞を攻撃する活性酸素を除去、肝機能が上がりデトックス効果がアップ
  • 食物繊維が豊富で胃腸の調子を整え、コレステロールを低下させる
  • 血液をサラサラにし、心臓を健康に保つ
  • ポリフェノールなどの抗酸化物質が、酸化ストレスを低減し疲労回復に役立つ
  • 低カロリーな上に、食欲を抑制する効果があるのでダイエットに効果的

りんごの食物繊維は果肉よりも皮の部分に多く含まれますので、 皮ごと食べるのがおすすめです。オーガニックの林檎なら安心して皮ごと食べられます。切ったら塩水につけておくと、色をきれいに保つことが出来る上に、塩がもつ「陽性」の力でりんごの「陰性」が中和され、より一層おいしく食べることが出来ます。

また、煮たり焼いたりすると甘味が増しますので、安心&安全な手作りスイーツの食材としても是非、活用してみて下さいね。

コラム/マクロビオティック料理教室G-veggie はりまや 佳子

プロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、うどん屋女将を経て、1993年より出版社に勤務。書店営業ののち単行本編集者となる。
家族が西洋医学では完治できない重篤な病に冒され、療養のために10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。
2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。在籍生徒数は約200名で、北は北海道、南は九州から通っている生徒さんも多数。
2012年10月30日にキレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年2月日本オーガニックライフ協会を設立。
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ


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Colorda編集部