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2016.12.12

1日の目安量を知っていますか? 知っておきたいトランス脂肪酸のコト

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健康や安産に気をつけようと思ったら、避けて通れない成分が「トランス脂肪酸」です。トランス脂肪酸はファストフードやジャンクフードに多く含まれ、これらを食べるようになったことで摂取量が増えており、命にかかわる危険性を含むものとして国単位で議論されています。

トランス脂肪酸によって発症リスクが高まる病気は、命の危険に関わるものばかりです。例えば、流産や死産、アトピー性皮膚炎や喘息の確立も上がる可能性があると言われていたり、糖尿病の発症率も上がると言わています。とはいえ、全く摂らないというのはなかなか大変です。今回はトランス脂肪酸が含まれている主な食品を紹介します。

摂るべき目安は、1日約2グラム未満

日本人では、1日に消費するエネルギーは平均で約1,900 kcalですので、平均的な活動量の場合には1日当たり約2グラム未満が目標量になります。

トランス脂肪酸含有量が多い食品

1.味付けポップコーン

1袋で、トランス脂肪酸が9.1gになってしまうことから、理想値の2g未満に抑えようとすると、15g(75粒)未満になります。

2.クロワッサン

市販のクロワッサンは、トランス脂肪酸が、1個最大1.2g含まれています。

3.和牛(サーロイン)

150gのサーロインステーキで、トランス脂肪酸の量は最大2.08gは含まれています。

4.1個8グラムのマーガリン

トランス脂肪酸の量は最大1.04g含まれています。

マーガリンは避けている方もいらっしゃるかもしれませんが、少し意外なものもあったのではないでしょか。大人も子どもも摂りすぎないよう、気をつけたいものですね。また今回は多く含む食品だけご紹介していますが、トランス脂肪酸が多いイメージのマヨネーズは思った以上に少なかったりと、イメージと違うこともあります。他の食品の含有量なども含めて、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
『子供に悪影響もあるって知ってた!?トランス脂肪酸が多い食品4選』

文/Dr.note

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Colorda編集部