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2016.12.12

代謝をあげる効果的な4つのスパイス

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ダイエットをしてもなかなか効果がでないという人は、代謝が悪くなっている可能性があります。代謝が悪いとエネルギー消費も少なくて痩せにくく、むくみや冷えを引き起こしてしまうことも。そこで、いつもの食事にスパイスをプラスすることで、カラダの代謝をあげてみましょう。スパイスによって自律神経が刺激され、代謝を活発にすることができるのです。ここでは、特に代謝をあげる効果が期待できるものを4つご紹介します。

唐辛子

スパイスの代表的な存在の唐辛子。唐辛子に含まれるカプサイシンという辛味成分は、交感神経を刺激し、脂肪分解の促進が期待されています。また、血行が促進され、体も温まるため、代謝も活発になると同時に体の冷え対策にも効果があります。ただし摂取しすぎると血圧が上昇したり、胃腸の負担になってしまうので、1日の摂取量は少量にとどめておきましょう。

ガルシニア

聞き慣れない名前ですが、ガルシニアとはカレーのスパイスなどに使われている、インドや東南アジアに生育するオトギリソウ科の植物です。ガルシニアのに含まれる成分には、体内の余分な糖が体脂肪に変わるのを防ぎ、血糖値を安定させて食欲を抑制する働きがあるほか、脂肪を燃焼させる酵素を活性化させて体重減少効果も期待できます。しかし、1日1.5gを超える摂取は精巣萎縮など毒性が指摘されています。効果を期待して大量摂取するのは注意しましょう。

こしょう

どこの家庭にも必ずある調味料の1つ、こしょうには、数種類の辛味成分が含まれています。これに含まれる成分は脂肪の分解を促し、エネルギー代謝を高める働きがあるとされています。こしょうに含まれる成分には、交感神経を刺激し、脂肪分解を促すと同時に、血行や代謝を良くする効果が期待されています。

しょうが

冷えにしょうがが良いことは有名ですよね。しょうがの辛味成分にはジンゲロール、ショウガオールなどがあります。殺菌作用や抗酸化作用、胃の働きを助けたり、のどに良いとされています。それに加えて、エネルギー代謝にも作用があると報告がされ、脂肪の燃焼を促すことが期待されています。

代謝を活発にすれば、 おなじ運動でもより多くののエネルギーを消費することができます。香辛料には今回ご紹介した効果だけではなく、減塩料理が美味しくなるという味と香りの効果も期待できるのでぜひ取り入れてみてくださいね。いつもの料理に手軽にプラスできる香辛料をフル活用して脂肪をどんどん燃やしましょう。

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文/Dr.note

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Colorda編集部