2018.6.4

健康増進とマインドフルネスに期待も。生涯スポーツとしての「剣道」に注目![PR]

記事提供:KENDO PARK

修練を通し身体を鍛え人間形成を行う、幅広い年齢層が励む剣道の魅力


生涯にわたり、心身ともに健康で文化的な生活を営むために、「いつでも、どこでも、誰でも」できる「生涯スポーツ」が注目されています。ウォーキング、ゴルフ、水泳など、さまざまなスポーツが考えられますが、そのなかでも、日本ならではの武道である「剣道」は継続年齢が極めて高いスポーツのひとつ。街の道場に行けば、2歳児から90歳の方まで、一緒に竹刀を握って稽古に励む姿が見られます。この光景は、ほかのスポーツではなかなか見られません。
『武道学研究30-(3)』(日本武道学会)に掲載されている論文「生涯スポーツとしての剣道〜高齢剣道実施者の生活行動機能及び生理―的機能について〜」(三井 淳藏)のなかでも、以下のように紹介されており、今、生涯スポーツとして、剣道が健康増進の一翼を担うことが期待されています。

同一運動負荷時の換気量・酸素摂取量および拡張期血圧などから見た生理機能においても優れており,生涯スポーツとしての剣道の効果が認められる。

また、剣術から派生した武道である剣道は、修練を通し身体を鍛えるだけでなく、人間形成の道としての役割もあり、「礼にはじまり礼に終わる」と言われるように精神面も鍛えられます。「マインドフルネス」などが注目を浴びる今、働きざかりの世代にもはじめてほしいスポーツなのです。

剣道がもたらす身体への好影響とは?

剣道の稽古によって、身体にはどのような良い影響がもたらされるのかを見ていきましょう。

姿勢矯正

姿勢の悪さが身体に及ぼす悪影響が知られていますが、剣道は、できるだけ目線と腰の位置を一定にしてすべての動作を行うので、「姿勢を正した状態」が維持されます。高齢の剣道家でも、腰の曲がった方がほとんどいないのは、このためであると考えられます。

足裏への刺激


剣道は裸足で行うため、常に足裏に刺激を与えることができます。足裏にはたくさんのツボ(反射区)が集まっているので、剣道の「すり足」や「踏み込み」によって刺激を与えることで、さまざまな内臓や体内器官を活性化することができます。

筋力維持

剣道は、上肢(じょうし:いわゆる腕部分)と下肢(かし:足部分)、双方の運動を伴うスポーツです。竹刀を振る動作によって上半身を動かし、「足さばき」によって下半身を動かします。これにより加齢による筋力低下を補うことができます。

発汗作用

剣道は道衣・袴・剣道具(防具)を装着して行うため、同じ運動量でも発汗量が多いといわれています。一般的に加齢とともに有酸素運動能力が低下するため、それに伴って体温調節機能は低下しますが、発汗量が多い剣道の稽古を行うことで、体温調節機能の低下を防ぐことができます。

剣道の精神修行の側面とは?

剣道には、武道としての修行があり、運動的側面だけでなく精神世界も追求できることが魅力です。

人間形成の道


剣道の主たる目的として、「人間形成の道」というものがあり、全日本剣道連盟では、以下のように規定されています。

【剣道の理念】
剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である

剣道修錬の心構え
剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである
(出典:全日本剣道連盟)

剣道は1対1の勝負事でありながら、礼儀作法を大切にしています。これにより目標に向かって修練する忍耐力と、相手に立ち向かう勇気を養うと同時に、常に互いを敬う心を身につけることができます。

段位の追求

また、剣道には段位制度というものがあります。初段から最高位八段まであり、それぞれ一定の修練期間をもうけるか一定の年齢に達しないと、昇段審査を受審できない仕組みです。これは、長期間修練を続けることが、結果として人間形成に資するという考え方からきています。単なる剣道技能の向上だけではなく、長期間にわたって修練を続けることへのモチベーションになり、年齢とともに、試合での勝敗以上に昇段を目指して修練する愛好家が多くなっていきます。

【剣道の受審資格】
初段 一級受有者で、満13歳以上の者
二段 初段受有後1年以上修業した者
三段 二段受有後2年以上修業した者
四段 三段受有後3年以上修業した者
五段 四段受有後4年以上修業した者
六段 五段受有後5年以上修業した者
七段 六段受有後6年以上修業した者
八段 七段受有後10年以上修業し、かつ、年齢46歳以上の者
(出典:全日本剣道連盟)

世代を超えた交流で、精神面と健康面の両方の豊かさを手に


街の道場や剣道クラブに所属していると、子どもたちの指導を依頼されることも多くなります。子どもたちと直接剣を交えて、世代を超えて一緒に稽古ができるというのは、剣道ならではの魅力といえます。また、剣道指導を通して子どもたちと触れ合うことで、精神的な豊かさを手に入れることもできます。

剣道を通して、幅広い年齢層と交わりコミュニケーションをとりながら、身体的健康、礼節、精神的豊かさを手に入れることができます。剣道経験者はもちろん、初心者の方もぜひ、生涯スポーツとして剣道に取り組み、健康で充実した日々と過ごしましょう。さらには健康寿命を延ばして豊かな老後を迎えましょう。


Colorda編集部