がん検診

乳がんになりやすい人っているの? 生活習慣・体質・遺伝…考えられるリスクの有無と予防法

乳がん がん検診
上昌広
こちらの記事の監修医師

東京大学医学部卒医学博士。特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所 理事長

上昌広(かみ まさひろ)
山本 佳奈
こちらの記事の監修医師

ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員

山本 佳奈(やまもと かな)

乳がんは女性にとって最も一般的ながんで、日本人女性の9人に1人が生涯で乳がんと診断されています*1。近年、女性の社会進出や食生活の変化を背景に、乳がんが増え続けています。この記事では、乳がんになりやすい人の特徴について、その理由やリスクの程度なども含めて詳しく解説します。

★こんな人に読んでほしい!
・20代以上の女性
・乳がんを予防したい方
・血縁関係のある家族親族に乳がん患者がいる方

★この記事のポイント
・近年、女性の社会進出や食生活の欧米化を背景に乳がんが増え続けている
・家系内に乳がんや卵巣がん患者がいる方は、いない方と比べて乳がんになるリスクが高い
・乳がんの発生や増殖には女性ホルモンであるエストロゲンが深く関わっている
・喫煙や飲酒の習慣がある方、肥満や糖尿病の方は乳がんになりやすいため、生活習慣を見直そう
・乳がんを予防するだけでなく、早期発見のために日ごろから乳房を意識した生活を実践しよう

女性の9人に1人がなる乳がん。近年増え続けている

乳がんは女性に最も多いがんで、30代~90代の幅広い年齢層で見られる

乳がんは日本人女性に最も多いがんで*2、生涯のうちに乳がんと診断される女性は9人に1人とされています*1

下図は、乳がん罹患率を年齢別に示したものです。多くのがんは高齢になるほど罹患率が高まりますが、乳がんの罹患率は若年層である30代後半に急激に高まり、40代後半から60代後半にかけてピークを迎えます。70代からはピークアウトするものの、幅広い年代で罹患するのが特徴です*3

乳がんが増えている要因に、女性の社会進出や食生活の変化がある

乳がんに罹患する女性は年々増え続けており、年齢調整の罹患率(人口10万人対)は1985年に28.5例であったのに対し、2015年には79.5例とおよそ3倍に増加しています*4。年齢調整の罹患率とは、調査した集団の年齢構成を特定の集団(基準人口)の年齢構成にあわせて調整したものです。高齢化が進むとがんの発症率が増える傾向にありますが、年齢調整によってその影響を排除することができます*5

乳がんが増加している要因に、女性の社会進出による晩婚化や未婚者の増加、食生活の欧米化などが考えられています。実際に、出産経験がない女性や授乳経験がない方は乳がんの発症リスクが高いことが知られており、女性ホルモンの影響を受ける時期が長くなったことが乳がん増加に関連しているといわれています。また、欧米諸国の年齢調整罹患率は、日本の2倍程度と高いことが知られています*6。次項で、乳がんになりやすい人の特徴について詳しく解説します。

乳がんになりやすい人とは?

以下の項目に当てはまる方は、乳がんの発症リスクが高いと言われています*6

・家族親族に乳がんや卵巣がん患者がいる方
・初潮が早い方、閉経が遅い方
・出産や授乳の経験がない方
・喫煙や飲酒の習慣がある方
・肥満の方
・糖尿病の方
など

ただし、これらに当てはまる方が必ず乳がんになるわけではありません。また当てはまらなくても乳がんになることはあります。あくまで当てはまらない方に比べて、乳がんになりやすい傾向がみられるということです。次項で、各項目について詳しく解説します。

家族親族に乳がんや卵巣がん患者がいる方

乳がんの5~10%は遺伝性であると言われており、血縁関係のある家族親族に乳がん患者が多いほど、乳がんを発症するリスクが高まります。日本乳癌学会によると、世界中の多くの研究をまとめて検討した報告では、親や子ども、姉妹の中に乳がん患者がいる女性は、いない場合と比べて2倍以上乳がんになりやすく、乳がんを発症した血縁者の人数が多いほど、さらにそのリスクは高まることがわかったとしています。なお、血縁関係が遠いとそのリスクは下がり、祖母や孫、おば、めいに乳がん患者がいる女性では、乳がん発症リスクは1.5倍と言われています*7

また、血縁関係のある家族親族に卵巣がん患者がいる方も、乳がん発症リスクが高くなる可能性があります。遺伝性乳がんの多くの方で、BRCA1もしくはBRCA2という遺伝子に、病気に関連する変化(病的バリアント)がみられることがわかっており、乳がんだけでなく卵巣がんにもなりやすいことが知られています*7

遺伝性乳がんについては、下記記事で詳しく解説しています。

初潮が早い方、閉経が遅い方

生理の開始年齢が早かった方、あるいは閉経を迎える年齢が遅かった方は、乳がんになりやすいことがわかっています。乳がんの発生や増殖には、女性ホルモンである「エストロゲン」が深く関わっており、初潮が早いまたは閉経が遅い方は生理の回数が多い、つまりエストロゲンにさらされている期間が長くなるためと考えられています*7

欧米人を中心とした研究では生理の開始年齢が早いまたは閉経年齢が遅いと、それぞれ1年ごとに1.05倍または1.03倍増えていくことが報告されていますが*8、日本人を対象とした研究でその傾向はまだはっきりと示されておらず*9、解釈には注意する必要があります。

出産や授乳の経験がない方

出産の経験がない方や授乳の経験がない方は、乳がんになりやすいことがわかっています。前項で紹介したとおり、乳がんの発生や増殖にはエストロゲンが深く関わっており、妊娠や出産はエストロゲンの変化に関与すること、また授乳中は生理が止まることでエストロゲンにさらされにくくなるため、これらを経験しない方は乳がんになりやすいと考えられています。

日本人を対象とした研究において、出産経験がない方は、経験がある方と比べて乳がんの発症リスクが2.2倍高かったと報告されています*7。また、出産経験のある方では、出産回数が多いほど乳がんのリスクが低下することも示唆されています*9。その他、初産の年齢が30歳以上の方は、20代で出産した方より閉経後の乳がん発症リスクが高いとする報告があります*10

授乳と乳がん発症に関する研究について、海外では授乳によって乳がんのリスクが低下することが示されており、世界がん研究基金と米国がん研究協会による報告書(WCRF/AICR報告書2018)では、母乳育児を行うことが推奨されています*11。授乳によって乳がんのリスクが低くなる要因として、授乳中は生理が止まっていることが多い、つまりエストロゲンにさらされていないことなどが考えられています*7

喫煙や飲酒の習慣がある方

喫煙や他人のたばこの煙を吸う受動喫煙、または飲酒により、乳がんになりやすいことがわかっています*7たばこの煙の中にがんの引き金となる化学物質が含まれていること、たばこを1日に15本以上を吸う女性でエストロゲンが高値であったことが理由に挙げられています*12。一方でアルコールがどのようなメカニズムで、乳がんの発症に影響するかは明らかになっていません。

喫煙と乳がんの関連を調べた研究は世界中で行われており、その関連性はほぼ確実とされています。日本では、「科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究」において、喫煙や受動喫煙は日本人女性の乳がん発症リスクを高める可能性があると結論づけられています*15

飲酒については、欧米を中心とした研究で乳がんのリスクを高めることが確実とされています*7,*14。一方、日本人女性を対象とした研究では、飲酒の頻度や飲酒の量が多くなるほど、閉経前の乳がん発症リスクは高まりますが、閉経後の乳がんリスクについては明確な関連性は認められませんでした*15。日本人女性では欧米の女性と比べて飲酒習慣が少ない方が多く、本研究に参加した閉経後の女性で飲酒習慣のある方が不足しており、正しい結果が出にくかったためと考えられています。

肥満の方

肥満の方は、さまざまな生活習慣病のリスクになることが知られていますが、乳がんの発症リスクも高めることがわかっています。海外では、肥満の女性が閉経後乳がんになりやすいことは確実とされています*16。閉経後の女性の体内では、活性は落ちるものの、脂肪組織などにおける酵素の働きによってエストロゲンが作られます。肥満の方は脂肪組織が多く、酵素が過剰に働くことでエストロゲンが増え、乳がんになりやすくなると考えられています*6

しかし日本人を対象とした研究では、閉経後だけでなく閉経前においても肥満が乳がんの発症リスクを高める可能性があることが報告されています。約12年間の追跡調査で、閉経前の肥満(BMI※25以上)の方は、BMIが23以上25未満の方に比べて乳がんリスクが高まることがわかりました*17。日本人女性は極端に太っている人が少ないために、海外と比べて閉経前の乳がんで予防効果がみられなかったと考えられています。ただ、いずれにしても肥満はさまざまな生活習慣病になるリスクがあるため、太りすぎないよう気をつけたほうがよいと言えそうです。

※BMI:Body Mass Indexの略。体重[kg]÷身長[m]2で算出され、肥満や低体重を判定するための値。日本肥満学会では、25以上を肥満と定義している*18

糖尿病の方

糖尿病の方は乳がんになりやすいことがわかっており、近年さまざまながんとの関連が明らかになっています。糖尿病の方がさまざまながんを発症しやすい原因としては、高インスリン血症や高血糖による影響が考えられています。また、2型糖尿病とがんの共通の危険因子として加齢、肥満、不適切な食事、過度な飲酒や喫煙などの習慣があり、これらが複合的に関わり合いがんの発症につながっていると考えられています*19。糖尿病と乳がんの発症リスクに関する複数の研究で、糖尿病を発症した方の乳がんリスクは、糖尿病ではない方と比べて1.2倍や1.27倍になるといった結果が報告されています*6

よくある質問。これって乳がんになりやすい?

胸が大きい人や身長が高い人は、乳がんになりやすい?

乳房の大きさと乳がんは関係しないと考えられています。乳がんは基本的に乳腺組織から発生しますが、乳房の大きさは乳腺組織ではなく脂肪組織の量によるためです。ただし、前述の通り肥満の方は乳がんになりやすいことがわかっているため、肥満には注意しましょう(「肥満の方」参照)。

一方、高身長の女性は乳がんになりやすいことがわかっています。日本人を対象とした研究では、身長160cm以上の方は、148cm以下の方に比べて乳がんの発症リスクが閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍高いという結果が出ています*20。身長は、成長期の栄養状態を反映すると言われており、栄養制限により乳がんリスクが低くなることが動物実験で示されています。また、成長ホルモンや性ホルモンが乳がんに関与することも考えられています。

ストレスや性格が原因で乳がんになることがある?

ストレスと乳がん発症の関連性については明らかになっていません。数多くの研究が行われていますが結果が一致しておらず、ストレスを経験した女性では乳がんになりやすかったとする報告もあれば、ストレスの強さと乳がんのなりやすさに関連は見られなかったとする報告もあります*7

性格については、これまでの研究結果から関係しないと結論づけられています*7。人々の性格は乳がんの発症に大きく影響するものではないと考えられており、乳がんになりやすい性格などはありません。

ブラジャーを着用すると乳がんになりやすい?

ブラジャーの着用と乳がんの発症リスクは関係しなかった、と海外の研究で報告されています。ブラジャーの着用時間や、着用を始めた年齢、ワイヤー入りかどうかなどに関わらず、乳がんとの関連性は見られませんでした*21

パンやコーヒーが、乳がんと関係するって本当?

日本人を対象に、パンと白米のどちらが乳がんになりやすいか調べたような研究はなく、関係性は明らかになっていません。ただし、関連する報告はいくつかあり、イタリアの研究結果ではパンをたくさん食べる方はほとんど食べない方に比べて、乳がんの発症リスクが1.28倍高いことが報告されました*22。また、日本の研究では、パンのほか、肉類や加工肉、乳製品などを含む欧米型の食事を多くとる方は、あまりとらない方と比べて乳がんリスクは1.32倍高いことが報告されています*23。なお、米国がん協会のガイドラインでは、精製穀物は避けて全粒穀物を摂ることが推奨されており*24、パンの種類でいうと、白いパンではなく全粒粉のパンがよいということになります。

コーヒーの乳がん予防効果については研究が進められていますが、その効果はまだ結論づけられてはいません。これまでに報告されている研究結果では、コーヒーを習慣的に飲むことで乳がんになるリスクを1~2%ほど下げる可能性があると言われていますが、効果は限定的であり、各研究で結果が一致していないため、コーヒーと乳がんの関連性は現状明らかではありません*6

更年期障害のホルモン補充療法や避妊薬のピルで乳がんになりやすくなる?

更年期障害の治療に用いられるホルモン補充療法により、乳がんの発症リスクがわずかに高くなることがあります*7。エストロゲンとプロゲステロン※の組み合わせによる療法ではわずかながら確実に高くなり、エストロゲンのみの療法ではわずかに高くなる可能性があるとされています。女性の更年期にはエストロゲンが減ることによりみられるさまざまな更年期障害に対して、体外からエストロゲンなどを補充するホルモン補充療法が行われます。エストロゲンは乳がんの発生や増殖にも関わっているため、ホルモン補充療法でまれに乳がんになることがあります。ただし、ホルモン補充療法は心臓病や骨粗しょう症などの予防ができるメリットもあるため*25、事前に主治医とよく相談して自身に合った治療を行うようにしましょう。

※プロゲステロン:女性ホルモンのひとつで、子宮内膜を厚くして妊娠の準備を整える役割がある。エストロゲンが卵胞ホルモンと呼ばれるのに対し、プロゲステロンは黄体ホルモンと呼ばれる。

また、経口避妊薬(ピル)についても、乳がんの発症リスクをわずかに高める可能性があります。ピルには低用量のエストロゲンが含まれているためです。ただし、ピルは避妊の目的以外にも月経困難症や子宮内膜症にともなう痛みの改善のためにも使用されており、量や種類によっては乳がんのリスクが増加しない可能性もあると考えられています。これらを踏まえて、ピルを使用するかどうかを決めるようにしましょう*7

大豆食品や乳製品と乳がんの関係は?

大豆食品をたくさんとると、乳がんの発症リスクが低くなる可能性があります。大豆に多く含まれている「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンであるエストロゲンに構造が似ていることから、大豆イソフラボンを多くとると乳がんになりやすいと懸念されていました*7。しかし、特定の乳がんの治療薬と構造が似ていることが判明しており、大豆食品を多くとる人は乳がん発症リスクが少し低くなることが報告されています*26

乳製品についても多くとると乳がんの発症リスクが少し低くなることが報告されています。ただし、どのような乳製品をどの程度とるかなど、詳細は不明です。牛乳では明らかな予防効果はみられず、脂肪を多く含む乳製品は乳がんのリスクが高くなり、低脂肪乳の摂取は乳がんのリスクを低下させたとする報告もあります*7。また、乳製品の中でもヨーグルトやチーズなどの発酵食品はリスクを下げるとする報告が多くあります*6

乳がんをどのように予防すればいい?

飲酒や喫煙は控え、運動を行い肥満は防ごう

一般にがんの予防として、日常生活で以下を実践することが大切です*27

・禁煙および他人のたばこの煙をできるだけ避ける
・節酒する
・身体を動かす時間を増やす
・食生活を見直し、野菜や果物をとる ・適正体重を維持する

前述の「乳がんになりやすい人とは?」のとおり、乳がんは飲酒や喫煙、肥満がリスクになることがわかっています。過度な飲酒は避け、ビール大びん1本、もしくはワイングラス2杯程度まで(純エタノール量換算25g/日)を心掛けましょう。また、お近くの禁煙外来で専門医に相談するなどして禁煙することも大切です。さらに毎週ランニングを行うなど、定期的に運動し、食生活も見直すと同時に肥満も防ぐようにしましょう*7,*27

ただし、これらの生活習慣を改善したら必ず乳がんにならないというわけではありません。健康的な生活習慣以外に、日ごろから乳房の状態を確認して乳がん検診を定期的に受けることが大切です(「乳房を意識した生活を実践し、乳がん検診やレディースドックを受診しよう」参照)。

健康食品やサプリメントの予防効果は明らかではない

乳がんの予防のために健康食品やサプリメントを摂取することは勧められていません。実際に各種ビタミン、葉酸、鉄、カロテン類、イソフラボンなどで乳がんの発症予防について検討された研究がありますが、発症リスクを低くする可能性はないと結論づけられています*7。病気などを理由に食事摂取ができない方を除いて、健康食品やサプリメントで乳がんを予防するのは避けたほうがよいでしょう。

乳房を意識した生活を実践し、乳がん検診やレディースドックを受診しよう

乳がんを早期発見するために日ごろから自分の乳房の状態に関心を持って生活することが大切です。この生活習慣を「ブレスト・アウェアネス」といいます。日ごろから自分の乳房を見たり、さわったりしてしこりやくぼみ、分泌物などの変化がないか確認しましょう。また、40歳以上の女性は2年に1回乳がん検診を受診し、早期発見に努めましょう*28

乳がん検診を初めて受ける方は、以下で検査の流れや注意点を紹介しています。

乳がん検診だけでは不安という方には、レディースドックがおすすめです。MRSOならレディースドックを行う医療施設を簡単に調べられます。ぜひお近くの医療施設を検索してみてください。
https://www.mrso.jp/searches/

参考資料
*1.がん研究振興財団「がんの統計2023」2023年3月
*2.国立がん研究センター がん情報サービス がん統計 最新がん統計
*3.国立がん研究センター がん情報サービス がん統計 乳房
*4.国立がん研究センターがん情報サービス 集計表ダウンロード 2.罹患 2)地域がん登録「高精度地域実測値:がん罹患年次推移データ(1985年~2015年)」
*5.国立がん研究センター がん情報サービス 用語集 年齢調整罹患率
*6.日本乳癌学会 乳がん診療ガイドライン2022年版
*7.日本乳癌学会 患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023年版
*8.Collaborative Group on Hormonal Factors in Breast Cancer. Menarche, menopause, and breast cancer risk: individual participant meta-analysis, including 118 964 women with breast cancer from 117 epidemiological studies. Lancet Oncol, 2012; 13(11)
*9.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 日本人における女性生殖要因と乳がん罹患の関連
*10.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 生理・生殖要因と乳がん罹患の関連について
*11.World Cancer Research Fund/American Institute for Cancer Research. Diet, Nutrition, Physical Activity and Cancer: a Global Perspective. Continuous Update Project Expert Report 2018.
*12.Endogenous Hormones and Breast Cancer Collaborative Group. Circulating sex hormones and breast cancer risk factors in postmenopausal women: reanalysis of 13 studies. British Journal of Cancer, 2011; 105(5)
*13.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究
*14.World Cancer Research Fund International. Alcoholic drinks and cancer risk.
*15.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 日本人における飲酒と乳がんリスク
*16.World Cancer Research Fund International. Obesity, weight gain and cancer risk.
*17.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 肥満指数(BMI)と乳がんリスク
*18.日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」第1章 1.肥満症の概念と診断・治療
*19.糖尿病と癌に関する委員会「糖尿病と癌に関する委員会報告」糖尿病 2013; 56(6).
*20.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 体格と乳がん罹患の関連について
*21.Chen L, et al. Bra wearing not associated with breast cancer risk: a population-based case-control study. Cancer Epidemiol Biomarkers Prev, 2014; 23(10)
*22.Augustin LS, et al. Associations of bread and pasta with the risk of cancer of the breast and colorectum. Annals of Oncology, 2013; 24(12)
*23.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 食事パターンと乳がんリスクとの関連について
*24.Rock CL, et al. American Cancer Society guideline for diet and physical activity for cancer prevention. CA: A Cancer Journal for Clinicians, 2020; 70(4)
*25.日本産科婦人科学会 更年期障害
*26.国立がん研究センター がん対策研究所 予防関連プロジェクト 大豆と乳がんリスク
*27.国立がん研究センター がん情報サービス 科学的根拠に基づくがん予防
*28.乳がん検診の適切な情報提供に関する研究「乳房を意識する生活習慣 ブレスト・アウェアネス(令和2年度 厚生労働科学研究費補助金<がん対策推進総合研究事業>)」

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上昌広
こちらの記事の監修医師

特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所 理事長

上昌広(かみ まさひろ)
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈
こちらの記事の監修医師

ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員

山本 佳奈(やまもと かな)
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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