心臓ドックは、命に関わる心臓病(心疾患)を早期発見して未然に予防するために効果的です。しかし、施設によって検査項目や費用に違いがあるため「比較しているうちによくわからないまま時間が経ってしまった」という方もいると思います。
この記事では自分に合う検査と医療機関の選び方について詳しくまとめています。
★こんな人に読んでほしい!
・心臓ドックに興味があるが、自分に合う心臓ドックの検査項目がわからない方
・家族に心臓の病気の罹患者をお持ちの方
・心臓ドックを受けるうえでの注意点を知りたい方
・おすすめの医療施設の選び方を知りたい方
★この記事で解説していること
・心臓病は日本人の死因第2位
・心臓病は50代以上で急増するが、最近では30~40代の働き盛りの世代でも心筋梗塞で亡くなる人が増えている
・心臓ドックの費用は、保険適用外で2~5万円
・心臓ドックの費用を抑えるポイントは健康保険組合の補助金制度と自分に合った検査プランの選択
・心臓ドックでわかる病気はおもに狭心症、心筋梗塞、不整脈、弁膜症、心不全、心筋症、大動脈瘤、心臓腫瘍など。ただし、検査によって見つけられる疾患が異なるため、組み合わせて受けるのがよい
・心臓ドックに力を入れている施設の目安のひとつは「循環器専門医」による問診があること
・女性に配慮した心臓ドックを行っている施設もある
目次
心臓ドックとは? 健康診断・人間ドックとの違い
心臓ドックとは? 検査の必要性
「心臓ドック」は、心臓病(狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患)の発生を未然に防ぐこと、また早期に治療することで重症化を防ぐことを目的としている検査コースです。心臓病に特化した、高度な検査装置や専門スタッフが備わっているため、症状が現れていない早期の心臓病を見つけたりこれから心臓病にかかるリスクを正確に評価したりすることが可能です。
「狭心症」や「心筋梗塞」といった心臓病は、男女とも日本人の死因第2位を占めている重大な病気です。動脈硬化が悪化すると、酸素やエネルギーを心臓に送る冠動脈という血管が狭くなり、心臓病が引き起こされます。
厚生労働省が2019年に発表した「人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、急性心筋梗塞による死者数は年間3万1500人、その他狭心症を含む虚血性心疾患による死者数は年間3万5800人にもおよびます。
また日本職業・災害医学会が2014年に報告した研究によると、突然死の原因の7割は心筋梗塞を含む心臓病でした。心臓病は一般的には50代以上で急増する病気ですが、最近では30~40代の若い世代でも心筋梗塞で亡くなる方が増えてきており問題視されています。健康だと思っていても、症状が現れない「無症候性心筋虚血」が心筋梗塞や突然死のきっかけになることもあるため、症状がない方でも安心はできません。突然死を防ぐためには、心臓ドックで早期発見・早期治療をすることが重要です。
健康診断や基本的な人間ドックの心電図検査では初期の心臓病を見落としやすい
健康診断や人間ドックの心電図検査では初期の心臓病を見落としやすいため、「健康診断や人間ドックを受けているから大丈夫」という考えは禁物です。
心電図検査は、心臓の筋肉(心筋)が発する電気信号を拾って波形として記録する簡便な検査です。狭心症や心不全はある程度進行すれば異常な波形が現れやすいですが、まだ初期の段階では心臓に負担をかけない限り虚血症状(胸の苦しさなど)が波形に現れないことがあります。
心臓ドックでは、「運動負荷心電図」という検査を行うことで、初期の狭心症を評価することが可能です。運動負荷心電図とは、ランニングマシーンのような運動装置を使用して心臓に負荷をかけながら、同時に心電図を記録していく検査です。
このように、心臓病になるリスクを正確に評価したり、初期の心臓病を見つけたりするためには、健康診断や基本的な人間ドックだけはなく、心臓病に特化した検査を組み合わせている「心臓ドック」が必要です。
心臓ドックでわかる病気
心臓ドックで見つけられる病気について、検査ごとに一覧表にまとめました。検査によって見つけるのが得意・不得意な病気があるため、正確な診断をするために複数の検査を組み合わせておこなうのが一般的です。
心筋梗塞 | 狭心症 | 不整脈 | 弁膜症 | 大動脈瘤 | 心臓腫瘍 | 心不全 | 心筋症(肥大型) | |
血圧脈波検査 | – | △ | – | – | – | – | ○ | – |
血液検査 | ○(CPK) | △ | – | ○(BNP) | – | △(BNP) | ○(BNP) | – |
心電図検査 | △(既に発作が起きている場合) | △(既に発作が起きている場合) | ○ | △ | – | – | △ | ○ |
運動負荷心電図 | △ | ◎ | ◎ | – | – | – | △ | ○ |
冠動脈CT検査 | ○ | ◎ | – | ○ | ◎ | ◎ | – | ○ |
心臓MRI検査 | ◎(造影剤を使用した場合) | ○ | – | ○ | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
心臓超音波検査(心エコー検査) | ○ | – | – | ◎ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
心電図検査でわかる病気の一つに、肥大型心筋症があります。肥大型心筋症とは、心臓を収縮させて血液を全身に送り出す心筋の働きが衰えてしまう病気で、遺伝性もあります。悪化するまで症状が現れにくく、起き上がったりお酒を飲んだりしたときに突然死が起こるケースもある恐ろしい病気です。健診や人間ドックの心電図検査がきっかけで早期に肥大型心筋症が見つかる人もいます。
心臓ドックを受けたほうがよい方
心臓病のリスクがあるかどうか、まずはセルフチェックをしてみましょう。
日本循環器学会では「心不全セルフチェックシート」として以下の10項目をまとめています。
- 生活習慣病にかかっている、喫煙している、または、過去に抗癌剤の投与や放射線治療を受けた
- 心臓の病気と言われた
- 血縁関係のある家族に心臓の病気や突然死した方がいる
- 息切れ、胸痛、胸部不快感、動悸がある
- 靴をはくときなど、かがみ込んだり、お辞儀の姿勢をすると苦しくなる
- 夜間に咳が出たり、就寝中や横になったりすると、息苦しくなり起きていると楽になる
- 夜間、おしっこに起きることが多い
- 1週間で合計2kg以上の急激な体重増加がある
- 手足がむくむ
- 手足が冷たく、慢性的な疲れを感じることがある。意識を失ったことがある
また、心不全の原因として最も多いのが狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患です。以下の項目にも複数当てはまる場合は虚血性心疾患の発症リスクが高い傾向があります。
- 30代以上の方(とくに50代以上は要注意)
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール症)などの生活習慣病がある方
- 喫煙者
- 血縁者が心臓疾患で亡くなっている方
- ストレスが多い方
- 男性(女性の3倍のリスク)
もしすでに胸の痛みや不整脈など明らかな心臓病の症状がある場合には、すみやかに医療機関を受診しましょう。また症状が出ていなくても、上記の発症リスクの項目に複数当てはまる方は心臓ドックを受診することを強くおすすめします。
心臓ドックの費用は2~5万円で、施設によって異なる
保険適用外で、費用は2~5万円
心臓ドックは原則として保険適用外で、費用相場は2~5万円です。
心臓ドックの費用は医療施設によって異なりますが、簡便な検査である以下の検査は比較的安価であったり、人間ドックの基本プランに含まれていたりすることが多いです。
- 血圧脈波検査
- 血液検査
- 心電図検査
一方で、高度な医療機器や心臓病に特化した技術を必要とする以下の検査を組み込むほど心臓の詳細な情報が得られるため、費用が高くなります。
- 冠動脈CT検査
- 心臓MRI検査
- 心臓超音波検査(心エコー検査)
- 運動負荷心電図検査
なかには、CT検査やMRI検査がプランに組み込まれていても、1~2万円程度の比較的安価な費用で検査をしている場合があります。この場合、造影剤という薬品を使わないで検査をしていることが多いです。造影剤を使わないと副作用のリスクがないのは利点ですが、冠動脈の内部狭窄や心臓の3D画像など得られる情報が少なくなってしまうという欠点もあります。費用と得られる情報量は比例していることを理解しておきましょう。
補助金の有無は加入している健康保険組合に確認を
心臓ドックは原則保険適応外ですが、健康保険組合から心臓ドックの補助金を受けられる場合があります。被保険者なら2~3万円程度補助金を受けられる場合もあります。心臓ドックの補助金制度の有無は健康保険組合次第ですが、被保険者の扶養者も補助金対象になる場合もありますので、一度補助金制度が使えるかどうか健康保険組合に確認してみるといいでしょう。
心臓ドック検査の種類
心臓ドックのプランに含まれている検査は医療施設によって異なりますが、ここでは心臓ドックでおもに行われている以下の検査についてご説明します。
- 心電図検査(もしくは運動負荷心電図検査)
- 血液検査
- 血圧脈波検査
- 心臓CT検査(冠動脈CT検査)
- 心臓超音波検査(心エコー)
- 頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)
- 心臓MRI検査
おおまかな検査の使い分けは以下を参考にしてください。
- 不整脈、狭心症を簡便に調べたい方→心電図検査
- 運動した後に胸の苦しさが強くなる方→運動負荷心電図検査
- 動脈硬化、心不全を簡便に調べたい方→血液検査、血圧脈波検査
- 狭心症や心筋梗塞のリスクを詳細に調べたい方→冠動脈CT検査、心臓MRI検査
- 心不全を詳細に調べたい方→心臓超音波検査、心臓MRI検査
- 動脈硬化、脳梗塞のリスクを詳細に調べたい方→頸動脈超音波検査
それでは、各検査の目的・方法・検査時間・特徴・デメリット・注意事項について細かく説明していきます。
運動負荷心電図検査
検査の目的:運動時に虚血を示唆する心電図の変化がないかを観察すること。
検査方法:心電図の電極を胸に貼った状態で、ランニングマシーンや自転車こぎのような運動装置を使って年齢や性別などを考慮しながら心臓に負荷をかけていきます。
検査時間:30分程度
特徴:運動負荷心電図検査は心臓に負荷をかけた状態でも心臓が正常に動作しているかどうかをより正確に評価することができます。通常の心電図検査よりも不整脈や初期の狭心症を見つけられる確率が高くなります。
デメリット・注意事項:
- 検査前のタバコやアルコールは不可
- 運動できる衣類に着替える必要がある
- 運動による疲労感がある
心臓超音波検査(心エコー検査)
検査の目的:心臓の内部構造・心臓壁の動き・弁膜の状態や血流に関する情報を短時間でリアルタイムに調べること。心臓のポンプ機能が正常かどうかという緊急性のある重要な情報を画像評価すること。
検査方法:ベッドに横向きに寝た状態で胸の上にゼリーを塗ってプローブ(探触子)と呼ばれる装置をあてるだけで画像が得られます。
検査時間:20~30分程度
特徴:超音波を用いて心臓の内部構造・心臓壁の動き・弁膜の状態や血流に関する情報を短時間でリアルタイムに調べられます。息止めも少ないので、高齢な方でも安心して受けることができる検査です。血管内を観察することはできないので、血管の狭窄が心配な人は冠動脈CT検査や心臓MRI検査と組み合わせることをおすすめします。
デメリット・注意事項:
- 検査者の技量に左右される
- 冠動脈内の狭窄を評価するのは困難
心臓CT検査(冠動脈CT検査)
検査の目的:放射線を用いて、冠動脈の走行や狭心症や心筋梗塞の原因となる血管の狭さ(狭窄度)、血栓の有無などを調べること。
検査方法:心電図の電極を胸に貼って、仰向けの状態で手を挙上して装置に寝ます。CT検査の途中で、造影剤と呼ばれる薬剤を静脈から注射して注入することでより鮮明に冠動脈をうつしだします。
検査時間:15~30分程
特徴:放射線を用いることで心臓の血管をより詳細に観察しています。また近年では、心電図をCT装置と連動させることで心臓の拍動に合わせてブレの少ない高精細な画像を撮影できる320列CT装置も増えています。施設によっては、CTの3D画像を示しながら問診を行ってくれるところもあります。
デメリット・注意事項:
- 放射線による被曝がある
- 造影剤を使う場合、まれに副作用を起こすことがある
- 気管支喘息やヨードアレルギーの場合は検査できないことがある
- 閉所恐怖症の方は圧迫感を感じることがある
心臓MRI検査
検査の目的:左室の壁運動の評価、冠動脈の走行や血管の狭さ、血栓の有無の評価をすること。
検査方法:仰向けで装置に寝て、胸の上に専用器具(コイル)を乗せます。ドーム状の装置の中に入り、検査が始まると息止め指示に合わせて呼吸を止めます。途中で造影剤の注射を行うことで初期の心筋梗塞などを起こしていないかを詳細に評価することが可能です。
検査時間:1時間前後
特徴:電磁波を使用しているため、放射線の被曝はありません。CTと同様に血管内の情報を得ることもできますが、画質はやや劣ります。一方で、造影剤を使用することで心筋の繊維化を見つけることができるため、早期の心筋梗塞を見つけられるという強みがあります。また、心臓の動画撮影ができるため、超音波検査と同様に、心不全の評価も可能です。
デメリット・注意事項:
- ペースメーカーや人工内耳など体内に金属が埋め込まれていると検査を受けられないことがある
- 造影剤を使う場合、まれに副作用を起こすことがある
- 閉所恐怖症の方は圧迫感を感じることがある
- 検査中に騒音が続くため不快に感じることがある
- 検査時間が長い
- 検査中の息止め回数が多い
血圧脈波検査
検査の目的:血管年齢を算出する。動脈硬化の進行度を調べること。
検査方法:仰向けで寝て、両手足に専用器具をつけて脈波や血圧を測定します。
検査時間:5~10分程度
特徴:検査項目にはABI(両上肢両足首血圧比)、PWV(脈波伝播速度)、CAVI(心臓足首血管指数)などがあり、これらの数値を組み合わせて評価することで心筋が血流を押し出したり取り込んだりする力や動脈硬化の進行具合を判断することができます。また、足や全身の動脈の動脈硬化の程度を評価することも可能です。
デメリット・注意事項:
- 腕や足に怪我をしている人には不向き
- 乳がんの手術後、婦人科疾患の手術後の人には不向き
- 動脈瘤のある方、深部静脈血栓症のある方は受けられない
血液検査
検査の目的:動脈硬化、心不全、心筋梗塞のリスクなどを評価すること。
検査方法:注射をして、静脈から採血をします。
検査時間:5分程度
特徴:血液中の脂質や心臓ホルモン値を調べて、簡易的に心臓病のリスクを検査できます。同時に血中のコレステロール値や肝機能、腎機能などを調べてくれる施設が多いため、動脈硬化の進行度を知るのにも役立ちます。
【BNP検査】心臓へのストレスの程度を調べる検査項目。心不全の進行度や心臓腫瘍を評価できます。
【トロポニン検査】心筋の損傷具合を調べる検査項目。心筋梗塞や狭心症の診断に役立ちます。
デメリット・注意事項:
- 血液検査前の飲食や服薬を制限される場合がある
- 施設によって検査項目が異なる
頸動脈超音波検査(頸動脈エコー検査)
検査の目的:動脈硬化の程度を評価し、脳梗塞のリスクになる血栓を発見すること。
検査方法:ベッドに仰向けで寝た状態で首にゼリーを塗ってプローブ(探触子)と呼ばれる装置をあてるだけで画像が得られます。
検査時間:10~15分程度
特徴:超音波を用いて脳梗塞のリスクになる頸動脈内のプラーク(血栓)がないか、頭につながる血管が詰まっていないかを調べられます。脳梗塞や動脈硬化が心配な方におすすめの検査です。
デメリット・注意事項:血管の走行によっては評価が難しい場合がある
検査内容・検査の流れ
施設によって検査の組み合わせや流れは異なりますが、参考として心臓ドックのおおよその流れは以下の通りです。
【検査前】
- Webまたは電話で心臓ドックの予約を申し込む
- 糖尿病の方は冠動脈CT検査の3日前から糖尿病の服薬を止める(施設による)
- 前日はカフェインを含む食品飲料を抜く(施設による)
【検査当日】
- 朝食を早めに済ませておく
- 申し込んだ医療施設で受付をする
- 更衣室で着替え
- 各種検査
- 問診
- (結果説明※)
- 会計
※問診&結果説明は以下の3通りの方法があります。
- 当日対面説明
- 後日対面説明
- 結果のみ後日郵送
対面で結果説明を行なっている施設の場合、冠動脈CT検査などのデータから作成した3D画像を見ながら問診してくれることもあります。また、仕事などで問診の時間がとれないという人は郵送で結果を送っている施設を選ぶのもいいでしょう。
おすすめの医療施設の選び方
受けたい検査項目に対応しているかどうか
心臓ドックは施設によって検査の組み合わせが変わります。そのため、自分が受けたい検査内容に対応している施設を選ぶことは重要なポイントです。
たとえば、血液検査の項目のひとつであるBNPは心臓のダメージ具合が評価できるため、心不全や心臓腫瘍を調べたい方に有効な検査項目です。しかし、心臓ドックの項目に血液検査が入っているからと選んだつもりが、じつは検査項目にBNPが入っていなかったために知りたかったことが評価できないという場合もあります。
心臓ドックの施設を選ぶ際は、検査内容まで十分に確認して選ぶようにしましょう。
循環器専門医がいるかどうか
すべての医療施設で循環器専門医による問診があるわけではありません。循環器認定専門医とは、日本循環器学会が定める資格で下記を含めたいくつかの条件を満たした医師にのみ与えられる資格です。
- 日本の医師免許を有している
- 内科専門医、外科専門医、小児科専門医のいずれかの資格を有している
- 自らも禁煙を行っている
- 循環器領域の研修(3年以上)を修了している
- 循環器専門医の筆記試験に合格している
循環器に特化した知識と経験を持っている循環器医師が問診を行っている施設は限られてきますので、心臓ドックに力を入れている施設かどうかの目安にもなります。
女性専用のクリニックかどうか
心臓の検査は心電図を胸部に貼ったり、心エコーでゼリーを胸部塗ったりする検査ですので、男性スタッフだと抵抗感を感じる方もいると思います。
心臓ドックを行う医療施設の中には、女性に配慮して問診から診察・検査まですべて女性スタッフを配置していたり、女性専用エリアを設けたりしている施設もあります。
女性専用ではないクリニックでも、希望をすれば女性スタッフが対応してくれる場合もあるので、その場合は事前に問い合わせをして対応可能かどうか確認をしてみてください。
参考資料
厚生労働省「令和元年(2019年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
日本職業・災害医学会会誌第62巻第1号「全国労災病院データからみた急死例の検討」
日本循環器学会「急性冠疾患ガイドライン」(2018年改訂版)
日本循環器学会心不全セルフチェックシート
心筋症診療ガイドライン(2018年改訂版)