武蔵村山市で人間ドック・健診が予約できる医療施設一覧

東京都 武蔵村山市がこんな健康への取組みをしているって知っていますか

1.武蔵村山市のがん検診の種類・費用

1-1.武蔵村山市のがん検診

武蔵村山市が実施しているがん検診の種類と費用は下記の通りです。太字は、武蔵村山市独自の取り組みです。

武蔵村山市のがん検診に対する特徴的な取り組みとして、すべてのがん検診が無料で実施されている点が挙げられます。また武蔵村山市のがん検診は、厚生労働省の指針で定められている5大がん（胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がん）の検診に加え、市独自に前立腺がん検診も実施しています。

武蔵村山市のがん検診の受診には、郵便はがき・窓口申し込み・電子申請のいずれかの方法で事前申し込みが必要です。申し込みは各検診1人1通までで、定員を超えた場合は抽選となる場合があります。

また、武蔵村山市では独自に「がんセット検診」を実施しています。がんセット検診とは、1日で複数の検査を同時受診できるがん検診です。がん検診をセットで申し込める仕組みにすることで受診者の負担を減らし、受診率向上に努めています。武蔵村山市のがんセット検診の種類・費用は下記の通りです。

1-2.武蔵村山市のがん検診の無料クーポン

武蔵村山市のがん検診の無料クーポンは下記の通りです。

武蔵村山市のがん検診の費用は前項で紹介した検診対象者であれば無料で受診できます。国の施策に基づき、がん検診の受診促進とがんの早期発見、正しい健康意識の普及啓発を図るために、対象年齢の方には無料クーポンが送付されます。

2.武蔵村山市による病気予防のための取り組み

2-1.武蔵村山市が実施している病気予防の検査や取り組み

がんを始めとした病気予防のため、武蔵村山市では次のような取り組みを行っています。

・肝炎ウイルス検診
肝硬変や肝臓がんの発症リスクとなるB型・C型肝炎ウイルスの早期発見と早期治療を目的とした、肝炎ウイルス検査を無料で実施。対象は40歳以上で、過去に肝炎ウイルス検診を受けたことがない武蔵村山市民の方（39歳以下の方は都保健所で実施）。

・骨粗鬆症（骨粗しょう症）検診と予防のための取り組み
骨密度は加齢とともに徐々に減少し、とくに女性では50代から急激に低下するため、骨粗しょう症は早期からの予防が理想的。武蔵村山市では年度内に40・45・50・55・60・65・70歳となる女性市民を対象に「骨粗しょう症検診」を実施。検診内容は、問診とX線撮影による骨密度測定（DEXA法）。また、骨粗しょう症予防のための健康教室「骨健康度相談」や「骨粗しょう症予防教室」も開催。費用はいずれも無料。

・国民健康保険保健事業「健康づくり相談会」
市と地域包括協定を締結している企業や団体と協力して、生活習慣病予防と健康へのきっかけづくりを目的とした「健康づくり相談会」を開催。対象は20歳以上の方で、武蔵村山市国民健康保険・後期高齢者医療保険のいずれかに加入中の方。検査等の内容は、血圧測定、骨健康度測定、血管年齢測定、野菜摂取量を推定するベジチェック、市保健師による健康づくり相談。事前予約不要、参加費用は無料（※令和5年度は9月16日開催）。

2-2.気にしておきたいその他の検査

厚生労働省が指針を示しているがん検診以外の検査は、自治体によって実施の有無や検査内容が異なります。人口規模や財政状況、独自の見解など事情はさまざまです。武蔵村山市で実施していない検査のうち、おもだった検査には下記が挙げられます。

・胃がん：胃内視鏡検査（胃カメラ）、胃がんリスク検査（ABC検査/ピロリ菌抗体検査およびペプシノゲン抗原検査）
・大腸がん：大腸内視鏡検査（大腸カメラ）

会社員の方は、職場の健康診断やそのオプション検査で上記を受けられるかどうか確認してみてください。受診機会がない場合は、実施している医療施設を探して自費で受診する方法があります。市内もしくは近隣の自治体にも範囲を広げて探してみるとよいでしょう。

3.武蔵村山市の人間ドックの費用補助・助成

武蔵村山市では、国民健康保険もしくは後期高齢者医療保険に加入している40歳以上の市民を対象に、人間ドックまたは脳ドックの受診費用の一部助成を実施しています。武蔵村山市の人間ドック・脳ドックの助成内容は下記の通りです。

【人間ドック・脳ドックの助成対象者】
下記の条件をすべて満たす方
・武蔵村山市国民健康保険または後期高齢者医療保険に加入している40歳以上の方
・同一年度内に市が実施する「特定健康診査」または「後期高齢者医療健康診査」を受診していない方
・保険料を完納している世帯の方

【人間ドック・脳ドックの助成費用】
・人間ドック
特定健康診査の検査項目を含むもの：上限1万円
日本人間ドック学会の一日ドック基本検査項目の必須項目を含むもの：上限2万円
・脳ドック：上限2万円
※人間ドック・脳ドックともに、受診費用が上限額に満たない場合は実費分を助成

人間ドック・脳ドックの助成対象となるには、いくつか条件があります。
・人間ドックは助成対象の検査項目が含まれるものであること
・助成金の交付回数は1人1回まで。人間ドックと脳ドック両方の助成は受けられない
・申請期限は人間ドック・脳ドックの受診日翌月から起算して1年以内
必要書類など、詳細は武蔵村山市のWebサイトをご確認ください。

4.武蔵村山市の機能評価認定施設

日本人間ドック学会が審査した機能評価認定施設は、全国で400以上の施設が認定されています。2023年8月現在、武蔵村山市には人間ドック機能評価認定施設はなく、近隣の立川市に2施設あります。

マーソでは、機能評価認定施設から人間ドックのプランを探すことができます。くわしくはこちらをご覧ください。