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人間ドック・健診Q&A

60代が受けておきたい人間ドックって?

Answer

生活習慣病に関わる検査と、全身のがんを一度に調べられるPET/PET-CT検査を受けるとよいでしょう。

男女ともに生活習慣病に注意

60代の人が受けておきたい人間ドックの検査内容は生活習慣病です。60代になると5割近い人が生活習慣病を罹患しています。中でも、糖尿病やコレステロール、中性脂肪の薬を服用している人が多く、それらに対して人間ドックでリスクを把握しておく必要があります。

糖尿病は糖尿病性腎症や網膜症など、日常生活にも影響を与えるほどの疾患を招く恐れがあります。また、動脈硬化は心疾患や脳血管疾患を招く恐れがあります。

60代は全身的にがんの検査も大切

60代はがんの発症が多いです。がんの中でも大腸がんや肺がん・胃がんの発症が男女ともに高くなるため。がんに関する検査を受けておきたいところです。60代の人が受けておきたい人間ドックの検査項目には以下のものがあります。

・血液検査

血液検査では、採取した血液から血糖値やコレステロールなど生活習慣病のリスクを調べます。また、がんが存在すると高値になる腫瘍マーカーについても血液検査で測定できます。
「空腹時血糖値」についてもっと詳しくみる→
「中性脂肪(TG、トリグリセリド)」についてもっと詳しくみる→

・便潜血検査

便潜血検査は、便に含まれている血液を検出する検査です。がんの好発部位である大腸など消化器に腫瘍や潰瘍・出血がある場合は、便に血液が含まれ陽性となります。消化器疾患の検査の一つとして実施されることが多いです。
「便潜血検査」についてもっと詳しくみる→

・大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査とは、肛門から内視鏡を入れて大腸の腫瘍や潰瘍の有無を確認する検査です。
「大腸内視鏡検査」についてもっと詳しくみる→

・胃レントゲン検査(胃バリウム検査)

胃レントゲン検査は、バリウムという造影剤を飲んでから、胃にエックス線を当てて、胃の内壁の凸凹を確認する検査です。
「胃レントゲン検査(胃バリウム県検査)」についてもっと詳しくみる→

・胃カメラ検査(胃内視鏡検査)

胃カメラ検査とは、口から内視鏡を入れて食道や胃・小腸の一部に腫瘍や潰瘍ができていないか確認する検査です。
「胃カメラ検査(胃内視鏡検査)」についてもっと詳しくみる→

・経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡検査とは、鼻から内視鏡を入れて食道や胃・小腸の一部に腫瘍や潰瘍ができていないか確認する検査です。

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この記事の監修ドクター

上 昌広(かみ まさひろ)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所理事長
マーソ株式会社 顧問
1993年東京大学医学部卒。1999年同大学院修了。医学博士。
虎の門病院、国立がんセンターにて造血器悪性腫瘍の臨床および研究に従事。2005年より東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワークシステム(現・先端医療社会コミュニケーションシステム)を主宰し医療ガバナンスを研究。 2016年より特定非営利活動法人・医療ガバナンス研究所理事長。
山本 佳奈(やまもと かな)
この記事の監修ドクター
医療ガバナンス研究所 研究員
1989年生まれ。滋賀県出身。医師。
2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科博士課程在学中、ロート製薬健康推進アドバイザー。著書に『貧血大国・日本』(光文社新書)
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