人間ドックのマーソ
メニューを閉じる 無料会員登録

最大3.5%貯まる!

初心者に優しい名古屋の人間ドック選び方ガイドライン2 〜部位別に調べる検査編〜

初心者に優しい名古屋の人間ドック選び方ガイドライン2 〜部位別に調べる検査編〜

名古屋の人間ドックは安い?

初心者に優しい名古屋の人間ドック選び方ガイドラインの第2編です。第1編では、自分は受けたほうがいいのか?どんな人が受けるべきなのかを紹介しました。また、その検査の中でも、人間ドックとPET検査という全身をチェックする検査を紹介しました。
前回、以下の図を使って、健診の全体像を説明しました。本稿では、初心者に優しい名古屋の人間ドック選び方ガイドラインの後編として、部位別の検査の紹介をしていきます。

人間ドック健診のカテゴリー

部位別の検査

脳ドック

名古屋では脳ドックを受診できる施設はたくさんあります。脳ドックというと、一般的にはMRI/MRAという医療機器を使って検査をしており、名古屋市内ではそのMRIを保有する施設が数多くあるからです。MRIは筒状の検査機器で、磁気を使って検査をします。磁気での検査のため、CTのように放射線による被曝もなく体の負担が少ないと言われています。MRIは血管を検査することが得意なため、脳や頸部(首の部分)などの血管がたくさんある部位を検査することが得意です。MRIでは、体内の断面を画像化して病変を発見します。MRAはMRIで撮った画像を元に、脳の血管を立体画像化し、血管を3次元で浮かび上がらせることができ、脳の疾患をチェックします。
脳ドックでは、MRI・MRAで血管が滞って発生する脳梗塞と出血して起きるくも膜下出血や脳出血などの脳卒中を検査します。また、MRI・MRAに加えて、頸動脈超音波検査を組み合わせて脳ドックとして実施する医療機関が多いです。日本人の三大死因は、がん、心臓、脳卒中ですから、脳の検査も定期的に受診すべきと言えます。マーソでは、20代からも脳ドックの受診予約を頂きますが、40-50代が最も多く全体の60%、40代以降で全体の80%を占めています。

脳ドックの年代別割合

別の記事で名古屋の人間ドックの相場を紹介していますが、脳ドックは、単体で受診をすると一般的に20,000円〜30,000円ぐらいが一般的です。
名古屋では、東山線や名城線でアクセスが良い中区の栄駅で、健診センター 栄エンゼルクリニックメディカルイメージング栄、JR名古屋駅から徒歩10分程度のルーセントタワーにある大雄会ルーセントクリニックなどで受診が可能です。

心臓ドック

心臓ドックは、 日本人の死因の大きな原因となっている心臓の疾患をチェックする検査です。名古屋に関わらず、心臓ドックとして心臓の専門検査だけをする医療機関は非常に限られています。心臓の検査では、安静時心電図を行うとともに、心臓超音波検査を行うことが一般的です。また、心臓の専門医療機関であれば、一定の運動をして体に負荷をかけて検査を行う負荷心電図や、24時間ずっと心臓の動きをモニターするホルター心電図など、専門的な検査を受診することも可能です。

名古屋では、名古屋駅から地下通路で繋がって直接行けるルーセントタワーの中の大雄会ルーセントクリニックで心臓チェックなど、心臓の検査を受診いただけます。

大腸の検査

大腸の検査では、人間ドックの中によく含まれる便潜血という便に血が混ざっているかどうかをチェックする検査もありますが、大腸内視鏡検査を行い、大腸の病変を大腸カメラで直接検査する方法がもっとも一般的です。大腸内視鏡検査は、前日から検査食を取り、検査に向けて大腸を整えていきます。検査時までには、前処理と呼ばれる便を出し切った状態にして迎える必要があります。大腸内視鏡検査では、名古屋市内でも鎮静剤を使うケースが多いのですが、医療機関によって方針が違うため、鎮静剤を希望される場合は事前に確認が必要です。大腸内視鏡検査では、疑わしい状態がみられる場合、生検といって実際に怪しい部位を切り出して、詳細な検査にかけたり、ポリープをその場で取ってしまうということも行われる場合があります。

また、大腸内視鏡は実際に内視鏡を体の中に入れるますので少し怖いという方には、大腸CT検査という選択肢もあります。大腸CT検査は、CTを使って大腸を画像診断するため、内視鏡検査のようにカメラを肛門から奥まで入れる必要はなく、肛門に少しだけ管を入れて、膨らませた状態で画像を撮影します。また、大腸CT検査でも、前処理は必要になりますが、多少便が残っていても検査が実施できると言われております。大腸CT検査の中でも、大腸3D-CT検査という新しい検査もあり、大腸を3次元画像にして検査を行うことができます。大腸CT検査のデメリットは、もし何か病変の疑いがある場合、結局のところ大腸内視鏡検査を行い、直接病変を確認する必要があるため、何かあった時には2度手間になることです。また、大腸内視鏡に比べて、大腸CT検査は実施している医療機関が比較的少ない点も挙げられます。

名古屋では、大腸内視鏡を中区栄駅の健診センター栄エンゼルクリニックの大腸CT検査は、中区にある中日新聞社健康保険組合 中日病院や、鶴舞線の植田駅が最寄りである天白区の天白宮田クリニックで受診することができます。

肺の検査

肺の検査は、人間ドックの中で、胸部レントゲン検査を行い画像診断をしたり、かったん細胞診検査といって痰から肺がんの可能性をチェックすることが行われておりますが、詳しい検査を希望される場合、肺のCT検査も受診することができます。特に喫煙をされる方など、肺に負担がかかっておりますので、定期的に検査を受診することをおすすめいたします。肺のCT 検査では、CT を使って肺の状況を画像診断いたします。肺のCT検査の一般的な相場としては、単体の検査であれば15,000円程度、X線や喀痰検査と組みあわせて30,000円程度です。

CT検査ですので、名古屋市内でも多くの施設で受診いただくことができます。久屋大通沿いにあり、中区の桜通線・東山線栄駅や名城線矢場町駅から徒歩で5分程度のメディカルイメージング栄や、昭和区にある施設で名鉄名古屋本線金山駅からタクシーで10分程度、桜通線桜山駅からとほ12分程度の名古屋臨床検査センターなどで受診することが可能です。

<名古屋市内・近郊の健診医療施設様へ>

マーソでは今回の調査をする中でより詳細なデータを取得しています。愛知・名古屋での健診の価格をどう設定したら良いのかわからない、この記事をきっかけにマーソへの掲載を検討したい、などご相談がございましたら以下よりお問い合わせください。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。