血液検査について
血液検査は、文字通り血液について調べる検査です。
血液を調べることで体の状態を把握することができます。
血液は身体中を循環し、酸素や栄養分を運び、老廃物を回収しているので、血液中に含まれている成分を分析することで全身の臓器や組織の状態がわかります。
血液の成分は通常一定の範囲内に保たれていますが、身体に異常があると変化が生じてきます。
そのため、栄養状態をはじめ、病気の診断や治療の判定に利用されます。
1回〜数回の採血によってさまざまな種別の検査を行います。
一般的な血液検査
血液中の血球数などを測定し、貧血の場合どのタイプにあたるか、また炎症性疾患や白血病ではないかなどを調べることが出来ます。
生化学検査
主に動脈硬化の原因となる血液中の脂質を測定する脂質検査や、肝臓の疾患やアルコールによる障害がないかといった肝機能の評価、腎障害による腎機能の低下がないかを調べるなど、多岐にわたる検査を行います。
血糖検査
血糖値を測定することで糖尿病、もしくはその予備軍ではないかを調べます。
その他、胃の異常がわかるピロリ菌検査やペプシノゲン検査、甲状腺機能の検査、がんの指標となる腫瘍マーカーの測定なども血液を採取することで調べることが可能です。
生活習慣病の中には自覚症状もなく、知らない間に病気が進行していることもあるので、定期的に人間ドックを受診し、自分の健康状態を確認することが重要です。
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