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肺活量測定のコツ

一般的な肺活量の測定方法では、スパイロメーターと呼ばれる器具を使用して測定を行うことがほとんどです。
これはスパイロ検査とも呼ばれていて、測定ではまず鼻をクリップで塞いで鼻からの息ができないようにします。
スパイロメーター測定器を使用した検査のイメージとしては、鼻に栓をしてマウスピースを加える姿をイメージすると思います。
しかし、このマウスピースを使用した経験がある方は少ないため、初めて咥えるとかなり違和感があります。
マウスピースを用いて息を吐き出すことに慣れているはずもなく、1回の測定では正しい数値が出せないことが多いです。
個人の経験差によって数値が異なっては、正しい数値を得るという本来の目的が意味を成しません。
そのため肺活量測定の際には、より正確な数値を測定するために、あらかじめ数回の練習を行います。
何度か練習した直後は一時的に酸欠状態になることも多いため、安静状態に回復するまで時間をおくことが多いです。
一番のコツは、検査を担当する方からの掛け声どおりに、吸ったり吐いたりを懸命にやることです。
「大きく吸って」 「一気に吐いて」 「もっともっと全部吐いて」 「まだまだ吐けますよ」など、かなりの掛け声をかけられます。
何度もその掛け声どおりに練習をしますので、マウスピースを用いて息を吐き出すことにも慣れていきます。
検査の担当の方も、練習を何度か繰り返して問題なくできると判断してから測定を始めます。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。