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頭痛が気になる人は脳ドックで頚椎検査をするべき?

頭痛が気になったら、脳ドックで頚椎検査をすることをおすすめします。
一般的に頭痛というと、肩こりや眼の疲れが原因とされる緊張性頭痛がほとんどで、大抵は体操やマッサージ、休憩を取ることで解消されるケースが多いと考えられています。
次に疑われるのが脳や脳の血管の異常などが原因の膜下出血、一過性脳虚血発作などの深刻なものです。
しかし実際には、首のこりや頚椎の異常により起きる頚椎源性頭痛と呼ばれる頭痛が最も多く、頭痛全体の約80%ほどを占めています。
頚椎とは椎体が7個並んだ首の骨の総称です。
正常な場合は、顔の正面側に丸みが出るようにゆるい弧を描いた状態で並んでいます。
このゆるい弧がとても重要で、重たい頭を支えるのに重要な役目を担っているのです。
一般的な成人の頭の重さは体重の約10%と言われています。
体重が50キロの成人の場合は約5キロが頭の重さになります。
新生児の平均体重は3キロほどですから、実に二人近くの新生児を、人は頚椎とその周りの筋肉のみで支えているのです。
その重みを軽減するためにこの頚椎の弧があるのです。
このゆるやかな弧がまっすぐになってしまう状態がストレートネックとよばれています。
ストレートネックは長時間のパソコン作業に代表されるような、慢性的うつむき姿勢を取ることにより発症し、他バレエや社交ダンスなどの過度の姿勢矯正をしている人にも発症例が多くみられます。
常に顎を引き胸をはっていることで自然なアーチが失われ、ストレートネックになってしまい、更に症状が進むと逆に弧を描いてしまうこともあるのです。
この状態は脳ドックで簡単に確認出来ます。
他には頚部脊柱管狭窄症、頚椎椎間板ヘルニア、頚椎後縦靭帯骨化症などあります。
これらは頭痛、頚部痛、肩こり、指のしびれやめまい等の原因となります。
脳ドックで頚椎検査を受けることにより、これらの状態を発見、把握し、早期治療をすることが重要です。
脳ドックを受けられる病院は全国に数多くあります。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。