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脳ドックと認知症検査の違い

脳ドックは、二通りの検査方法があります。MRIとCTのふたつです。MRIの検査というのは、核磁気共鳴画像法と呼ばれており、身体を輪切りにした状態の画像を撮ることができます。検査は、狭い機械に、数十分入り、じっとしている必要があります。CT脳ドックというのは、造影剤というものを体内に注射して、X線で画像を撮るものです。検査時間は短いのが特徴です。少量の被爆、及び造影剤を使用するため、安全面において少し劣ります。脳ドックで分かることは主に脳内の出血やくも膜下出血などの脳出血、脳動脈瘤といった、破裂をする可能性のある動脈のコブの発見、自覚症状なく出血をしている場合の血の塊の発見、血管の形成の異常などによる脳動静脈奇形などがあげられます。脳ドックは、40歳をすぎたあたりから一度受けておくことをおすすめします。時に、家族に脳卒中を発症した人がいる場合は早めに受けておくと安心です。一方、脳の病気の一つとされている認知症ですが、認知症は、アルツハイマー型認知症と、脳血管性認知症に分けられています。アルツハイマー型の可能性は脳血管性よりも高いのが特徴となっています。認知症検査は、脳ドックとは多少異なり、記憶の重要な場所である海馬と呼ばれている部位の萎縮度の測定を行ったり、医学的に確立されている記憶テスト、記憶力や認知力の低下を図る認知力テストを行っていきます。MRIを用いた通常の脳ドックにプラスされて行う形となります。認知症検査によって、物忘れが加齢によるものなのか、治療や対処を必要とする認知症からきているものなのかなどを調べていきます。PET検査をとりいれているところでは、更に、脳の代謝、及び働きを調べることができ、認知症における診断をより確実なものにすることができます。認知症を早期発見できる検査方法として有効的といえます。認知症の疑いが結果ででた場合は、専門医の治療が必要な場合があります。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。