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脳ドックで認知症はわかる?

脳の病気は、自覚症状なく、通常の人間ドックでは発見することができないため、脳ドックを定期的に受けることで病気を防ぐことができます。脳ドックでは、脳をより詳しく調べる専門ドッグのため、症状があらわれる前に危険因子や脳の病変を見つけ、予防することが目的です。
脳ドックには、脳卒中や脳出血などの脳と血管の検査を行う基本的なコース以外にも物忘れや認知症が気になる人向けのコースを設けている病院があります。
認知症とは、脳の病気の一つです。正常であった脳の知的な働きが低下することにより、日常生活に支障が生じた状態のことをさします。40代後半から知的能力が加齢とともに低下していきますが、年齢以上に低下が著しくなっていくと認知症になります。認知症には、アルツハイマー型と脳血管性の2つのタイプがあり、それぞれ症状が異なります。大きな違いとしては、アルツハイマー型は、全般的に能力が低下するのに対して脳血管性は、部分的に能力が低下していくという性質があります。また、脳血管性は、人格や人柄がある程度保たれるのに対して、アルツハイマー型は、人格や人柄が変わることが多いです。
認知症コースの脳ドックでは、一般的に50歳以上で、物忘れや認知症が気になる人が受診します。脳ドックの検査内容には、問診・診察や脳疾患を診断する頭部MRI、脳の血管を撮影する頭部MRAが行われます。頭部MRIでは、脳の萎縮を見ることもできるため、認知症の診断につながります。
病院によっては、記憶に関する重要な部分である海馬の萎縮度の測定や記憶力・認知力の低下をみるための認知力テストなどをおこなうところもあります。
物忘れが加齢による通常の物忘れなのか、もしくは対処や治療が必要となる認知症やその前段階かを総合的に判断することになります。早めに発見・対処することで、症状の進行を遅らせることができる場合もあるため、物忘れや認知症が気になる人は、早めに受診することです。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。