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脳ドックのMRIのT2スターとは?

脳ドックにおける各種MRI、MRA検査の中にT2と呼ばれる検査方法があります。そういった検査はいわゆる撮影項目に分類されるもので全てが最初から脳ドックの検査項目に取り入れられているわけではありません。
MRI検査の中で、『T2強調画像』というものがあります。『T2強調画像』の特徴は水を白く映しだすことで、これによって病巣を発見するわけです。脳内のMRIでは脳梗塞や脳浮腫は水がたまっているため白く映しだされます。
そして『T1強調画像』というのは、前項の逆で白黒が逆に映しだされます。白=病変とは限らないからです。さらに脳室全体を黒くして病巣周辺を際立たせる『FLAIR』というものもあり、このような映像を複合的に分析した上で異常の有無を確かめていくわけです。脳ドックにおいてT2スター検査というのは、一般的に上記のような検査で異常が認められた時に行われるもので、特徴としては微小な出血成分を検出する撮影法です。T2スターで撮影された患部の映像では脳室に対して出血部分が黒く写ります。
脳ドックにおいてT2スター撮影法は非常に精度の高い検査方法で、従来では発見が困難であった自覚症状を伴わない、微小な出血にも対応することができるのです。この検査方法の確立により早期にさまざまな脳疾患を発見することができるようになり、脳出血によるリスクを大幅に下げることができるようになったと言われています。
T2スターはテレビの人気健康情報番組でも取り上げられており、その精度は折り紙つきといえるでしょう。この検査自体、初期のMRA、MRI検査で異常が見つからなければ実施されることはなく、あくまで保険的な意味合いから導入されている医療機関を探されるのもいいと思います。脳ドックにかかる検査自体は1時間程度ですみますが、もし異常が発見され異なる病院で再検査となることを考えた場合、二度手間三度手間にならないとも限りません。脳ドックを行っている大きな医療機関では比較的導入も進んでいますので見つけやすいと思います。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。